日本は法治国家ではない1

6月12日に書こうと思ったんだけど、既に3つエントリを書いてて、4つ書く気力がなかったのと、1日に4つエントリする暇人と思われるのもシャクだったので書かなかったこと。
今日また思うところがあって書くことにする。

ペガサートの前の膨らんだ歩道に自転車が大量に駐められてる。
俺のカブも去年まではここに駐めてて、なんともなったことがなかった。誰にも迷惑がかからないし、そもそもここがところが今年3月くらいからかな、バイクも駐禁をとられるようになったのよ。先に例の黄色いシールを張られてるのを見なければ俺がやられてた。
駐車禁止の取締りが厳しくなって不法駐車が減って、取り締まるネタがなくてバイクを取り締まるようになったというネットでの書き込みを見ていたから、とうとう来たか、という感じだった。

で、6月12日のこと。ペガサート前のバイクを取り締まった婦警の2人組がいたのでクレームをつけた。
なんで録画なり録音なりしなかったんだろう?反射的に反応しちゃった。やっぱり警察と絡む時は平常心ではいられないよ。つーか、ここまで正々堂々と嘘をつかれるとは思ってなかったしね。

「3年前からずっと取り締まってましたよ」
改正道路交通法が施行されたのは2006年だろっつーの。3年前ね。嘘の38とはよく言ったもんだ。
ましてペガサート前を取り締まるようになったのは今年春からだろ。知ってるんだよ、こっちは。どうしてこうも堂々と警官は嘘をつくのかな?警察学校で教わってるんだろう、嘘は堂々とつけって。そうすれば知らない相手をだませるから、って。
でもこっちは知ってるんだよ。
知ってるとこう思うのよ、ああ、警察官が嘘をつくときはこういう顔をするんだって。
「それは嘘だよね」って言ったら
「取り締まってほしいんだよね?!そうでしょ?!」って逆ギレw
なんで録画なり録音なりしておかなかったんだろ?こっちも必死だったからかな。
やっぱり携帯を持っていても、いざという時にはなかなか録画は出来ない、ってのはいい教訓だった。

で、今日ペガサート前で見たのがこれ。
だからさ、同じ行為で取り締まられたり取り締まられなかったり、その基準が人によって変わるのは法治国家とは言わないんだよ。人治国家っつーんだ。

こういうと「すべての違反は取り締まれない」だのなんだの言うんだよ、警官は。んなことは分かってるっつーの。問題は「取り締まる」「取り締まらない」の境目を法治国家であれば本来は法で決めらるべきなのに警察官が決めてるっつーこと。
違法行為を片っ端から捕まえて、手続きの間に物理的に他の違法行為を取り締まれない、ってのなら分かる。「警察比例の原則」があるから、ある程度の取締りの選別があるのも理解できる。つまり駐車違反の取締りを放棄して殺人犯を捕まえるような場合みたいの。

でもこれはそうじゃないじゃん。今まで見て見ぬ振りしてたじゃん。そして春から取り締まってたじゃん。そして今日はこれ?お慈悲をいただきましてって感謝されたい?
いいじゃん。バイクを全部取り締まって、憎まれればいいじゃん。恨まれればいいじゃん。それが法治国家だよ。法治国家なんて絶対善として崇め奉るものじゃない、クソなもんだよ。