反則金を納めないからって逮捕されたりはしない


相変わらず静岡新聞はカス新聞だけどな。
年に数回、こういう記事があるよ。警察とマスコミが一体になった「反則金を納めないと捕まえるぞキャンペーン」。
そんなわけがねーだろ。


あのな、交通違反ってのは本来、道路交通法という特別刑法に違反した刑法犯、刑事事件なのよ。
だから全員が裁判所で刑事裁判を受けるべきもの。
でもそんなこと、量が多すぎてやってらんねーじゃん。
そんな罰する側の事情で出来た、反則金を納める代わりにお目こぼしして刑法犯にはしない、というシステム、それが反則金制度。


だから、お目こぼししてもらわずに、正式な刑事裁判を受ける、って決めればいいんだよ。反則金制度は利用しません、って。
そうすると正式の刑事事件の手続きになる。
だからといって、むやみやたらに逮捕されるわけじゃない。逮捕するには要件を満たす必要がある。
この要件というのが「相当の疑義」「必要性」。普通の道路交通法違反はこの要件を満たさない。
じゃあ、なんで逮捕されるのか、というと、「裁判所からの呼び出し」を無視するから。
「警察の呼び出し」なんかは無視してもいいんだよ。行ったら行ったでウザイことになるだけだし。
ところが裁判所からの呼び出しに応じない場合、正式な刑事事件の手続きを拒否した、逃亡の恐れあり、つーことで逮捕の「必要性」が生じてしまう。だから逮捕されるの。見せしめも兼ねて。


反則金を納めないから逮捕されるわけじゃない。
裁判所の呼び出しに応じないから逮捕されるんだ。


裁判所の呼び出しに応じたらどうなるか?
裁判所に行って通されるのは警察の部屋w
行って、徹底抗戦を主張すれば、供述調書を取られて、その後はそのまま放置されるか、また警察から呼び出しを食らうか。
このループを繰り返して、そのうち供述調書が検察に送られて(いわゆる書類送検)、「泥棒ですら裁判にかけてる余裕がないのに、こんなチンケな交通違反なんかで裁判やってられるか」って不起訴になる、はず。
嫌がらせに検察からの呼び出しがあるかもしれない。でも普通は起訴はされない。
そのまんま、何もなくおしまい。もちろん、ゼニは取られない。前科にはならない。ただし、点数は引かれる。
まぁ取調べの時の態度が悪かったりしたら、外山恒一みたいに起訴された挙句に求刑の8倍の罰金、なんて目にあうけど。

「公判請求」の多くは、無免許や酒気帯びの常習、超過速度がきわめて高い速度違反であり、「通常なら略式で罰金を払って終わるのだが、運転者が略式に同意しなかった」というケースが、以下の表の「公判請求」に含まれる割合は、かなり低い。元が青キップだったケースの不起訴率は100%に近いといえる(そのことは「司法統計年報」を参照すると明か)。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/ko-tu-ihan/LIBRALY/LIBRALY_hukiso-ritu.htm

青キップ。つまり反則金な。
不起訴率は100%に近くても、敵さんは嫌がらせのために呼び出しかけるから、精神衛生上よろしくないのは事実なんだけどさ。