実印を発注した

会社設立の手続きで必要なものの一つに、実印つーのがある。
これは会社の実印と俺の実印の2種類が必要になってくる。


俺個人の実印は数年前にクルマを売った時に実印登録したんだっけかなー。三文判持っていって、既製品の印鑑は実印登録できないんですよー、とかガタガタ言われながら無理やり登録させたんだっけ。
つーことで個人の実印もついでも発注する。


印鑑なんてのは凝ろうと思えばいくらでも凝れるし、ゼニもかかるし、一番安い奴でいいや。
昨日法務局に言ったついでにチェーンのハンコ屋を見たら、1本1万円以上する。やってらんね。
つーことで、結論から書くと、一番安いのをネットで買った。別に宣伝とかアフィリエイトとかじゃないからもっと安いところがあったら後学のために教えて欲しいけど、会社の実印・角印・個人の実印の3本を代引き送料こみ3900円。
http://www.toyodo.co.jp/


で、安い印鑑には安いなりの理由ってものがあって。
印鑑も大きく分けて3種類あるみたい。
「手彫り」
材料に手書きで字を書いて、手動で彫刻刀で彫っていく
「手仕上げ」
材料に手で字を書いて、機械で彫っていき、手で手直しする。
「機械彫り」
材料にパソコンでフォントを指定して機械で彫っていく


機械彫りの場合、同じ店で同じ文字を同じ形式で発注した場合、同じ印鑑が出来るんだろうな。偽造が割りと簡単。だから東洋堂で買った、というところまでは書くけど、どういう指定をしたかまでは書けないよなー。
でも実際に押された実印を見る機会がある人が、このブログを読んだら一遍で偽造されちゃいそうだ。
実印登録する前に自分でさらに削っておくことにしよう。下手に傷をつけると、それが理由で実印登録を拒否されることもあるみたいだけど。


そもそもハンコ制度がおかしいんだよなー。セキュリティが大事なんだから拇印でいいじゃん?なんで拇印がハンコとして認められないのか、意味が分からん。
と、前回実印登録が拒否されかかった時に窓口でゴネた。


ネットのハンコ屋もいくつか見てみたんだけど、いろんな個性がある。
他に心が動きかけた店が手彫り最安堂
http://inkan.koubou.biz/
手彫りなのに機械彫り並みの値段。
ただし中国に発注するので1週間以上時間がかかる。それでもいいかと思ったんだけど、
完全手彫りなら良いのかCommentsAdd Star
http://hanko-shibuya.seesaa.net/article/117211652.html
の「モン・クレール」の例を見て、社名にカタカナが入るから不安になった。


他にも「手仕上げ」とかでリーズナブルに思える店もあったんだけど、ネット通販で素人には分かりにくい高級品を信用だけで買うっつーのもなぁ。
http://www.hanko-ban.com/choukoku.html
これを見ると「機械彫り」と「手彫り」の違いははっきり分かりそうだけど、手仕上げってのは分からんかも。


はっきり言ってハンコで縁起を担ぐわけでもないし、ぶっちゃけイモ判だって構わねえんだよ。イモ判じゃだめでも、直径10センチくらいのハンコでよければ自分で彫っちゃうんだけどなー。実印登録できる大きさは直径25ミリだとか。
さすがに直径2センチそこそこに彫らなきゃいけないという、米ブツ(なぜか変換できない)に般若心経を書くような曲芸は出来ないわ。