草なぎ剛の処遇は妥当だと思う

ぶっちゃけた話、4月16日に飲みに行って
http://d.hatena.ne.jp/RRD/20090416/p1
このあと3人でキャバクラ行って、すっかり泥酔してしまって、気がついたら常盤公園で午前3時だったんだよね。全裸じゃなくて良かった。


別の日に、自宅飲みしてて泥酔して目が醒めたら布団の中でパンツ脱いでた時があった。4月16日にそれだったら、俺が捕まってたよ。
だから草なぎ君が他人事じゃない。


普段は警察なり司法なりに対して批判的なことを言うんだけどさ。
今日なんかも本屋でこの本を立ち読みしてたくらいだ。

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でも今回の草なぎ泥酔事件に関しては警察のやったことが非常に理解出来る。
一部の感情的な論調は置いておくにして、理性的に考えるなら
http://www.the-journal.jp/contents/yamaguchi/2009/04/post_63.html
こういうことになるんだろう。


ただ、110番で急行した現場の警官の立場になってみれば多少は見方が変わると思う、
確かに日本の場合、泥酔者への対応は非常に甘くて「保護」が優先されるんだけど、実際に「泥酔者を保護する」つーのがどういうことなのか、考えて欲しい。


警官が一般人に対して強制力を行使するっつーのは実は重大なことで、その手続きは法的に2重にも3重にも厳しい縛りがかかっていて、警官も非常に繊細に対応してる。
もう10年以上前になるけど、誰かに間違えられたのか、歩いてたら横にパトカーが急に止まって警官2人飛び出してきて、俺の体に触れることなく拘束されたのよ。あれは上手いなーと感動した。


具体的に書くと、一人の警官が両手の親指と中指でわっかを作って、手錠のように俺の手首を触れずに覆うの。実際は少しは触ってるんだけどさ。
もう一人の警官は人力手錠の警官と俺をサンドイッチにする態勢で俺に触れずに人力手錠の警官を掴んだ。
で、閉じ込められるような状態になったわけ。でも逃げようがあるから拘束ではない、でも逃げようとしたら暴行なり公務執行妨害なりで逮捕してくる仕掛け。


とはいえ、酔っ払い相手にそんなことをするのも非現実的。
テレビの警察24時なんかだとお人よし警官が時間をかけて話を聞いたりなだめたりしてるけど、実際のところは相手が酔っ払ってるのをいいことにかなり強引なことをやってるわけでしょ。


ところが相手は芸能人、それも得体の知れないバックがついてる日本を代表する大物でしょ。
下手なことはできないじゃん。普段やってる現実的な超法規的措置なんかとって、あとあとなにナンクセつけられるか知れたもんじゃない。
そう判断したら、逮捕して強制力を行使して保護するよりなかったんじゃないかな?


というのが俺の推測。
報道にもあるとおり、草なぎ君、バタバタしてたわけでしょ。それがどの程度のものだったか。草なぎ君のことだから危害を加えるようなものじゃなくて、一人でジタバタするようなものだったんじゃないかなー。
だから暴行罪や公務執行妨害罪にあたらなかったため、公然わいせつで捕まったような気がする。
逮捕の判断がいつ、どうのようにされたものだったか、その辺が分からない限り確定的なことはなにも言えないけどさ。


それと家宅捜索に関して言うと、完全な別件捜査だよね。
でもこれは草なぎ君に限ったことじゃない。目立つ人を色眼鏡で見て、微罪でも偏見で言いがかりをつけて家宅捜索をする、よくあること。決して草なぎ君が特別扱いされていないことを逆に証明してると思う。


つーかさ、泥酔して、公園で一人で、ベンチででんぐり返しして、シンゴーシンゴーって叫んで、まんまテレビで見る草なぎ君じゃん。裏表なく正直でよろしい。
全裸だって?あとからモザイクかけときゃいいじゃん。
こんなのを捕まえるより先に、彼氏いないと喪女騙りで商売してきたクワバタオハラくわばたりえを詐欺罪で逮捕しろつーの。
http://www.youtube.com/watch?v=NuJOJ9CJrpE#t=02m53s