小人プロレスについて 1
小人プロレスについて言いたいことは山ほどあるんだけど、検証ベースで書くのは結構困難なのでためらっていたところ、認識を聞かれるという事態になったので、これ幸いと書かせてもらいます。
認識だからね。検証しなくていいので楽でいい。
検証に関してはワッシュ先生のまとめが分かりいいんだけど、分かりよすぎて分かりにくい部分もあると思うので。
なぜ小人プロレスは衰退したのかの結論から先に書くと、認識で言わせてもらうと、
大元は力道山が悪い、直接的にはコブッチャーが悪い、
です!
言い切っちゃった!でも認識だからな。
まず小人プロレスについて話がかみ合わなくなる要因の一つとしてそもそも小人の定義があります。
これも大雑把に認識で言わせてもらうと、リトル・フランキーみたいなのと角掛仁みたいのの二通りいます、大雑把な認識で。
詳しくは画像検索してください。
リトルフランキーみたいのってのは、顔が大きくて(顔が大きいというより、ほかの部分が小さい)3頭身とか4頭身で、白雪姫に出てくる小人みたいの。
角掛仁みたいのっては、等身は健常者(認識なので言葉を選びませんよ)と一緒で、顔も体も全体が小さいの。
それぞれそうなる原因が違うし、健康面では全然扱いが違う。リトルフランキーみたいのは、体の動きもなかなか自由にならないし、けがのしやすさ、引退後の後遺症なんかも激しい。
医学的にいえば、リトルフランキーみたいのはなかなか治療法もなく、事実上は難しい。
一方で角掛仁みたいのは子供のころにホルモン治療をやることで、大きな効果がみられる。
この辺の瀬川深(認識なので敬称略)の説明を悪用してid:afterkun(こいつが元増田じゃないかとも疑ってるけど認識まで至ってない)がストーキングで因縁をつけてきてるので、その辺の説明もかねておくと。
瀬川はミゼットの話をしてる。
大事なのは小人=ミゼットではない、ってこと。
日本のプロレスでは小人プロレスをミゼットプロレスと称しているけど、プロレス先進国メキシコではミゼットプロレスは身長120㎝以下とか定義があって、120㎝以上はミニエストレージャと称してる。
大きさで言えばリトルフランキーみたいのは120㎝以下に収まり、角掛仁みたいのは120㎝を越えることが多い。
おそらく瀬川がさしているのは120㎝以下のリトルフランキーみたいな小人、病名で言うと軟骨異栄養症とかその辺の話なんだよ。
ここに対してホルモン療法が効くか効かないかというのは議論があったと思うし、医者でない俺の認識で言っても効かないと思う。まして稀代の呼び屋・ほら吹き名人の松永が言う、牛の脳下垂体で治るとか、ないない。
ところが角掛仁みたいな小人で子供のうちならホルモン投与がよく効いて、その結果、今の30代以下とか140㎝以下の大人なんて見ないだろ?
おそらくリトルフランキーみたいな小人の総数はあまり変わってないでしょう。
ただ角掛仁みたな小人は激減しているのは、身の回りを見ても明らかです。(ソース?てめえの周りを見てみろ)
そして日本における小人プロレスの半分以上は角掛仁みたいな小人でした。一方でミゼットプロレスがミゼットプロレスと言えた特徴的な部分はリトルフランキーみたいな小人が支えていました。
本来なら角掛仁みたいな小人は120㎝超えてるわけだから、ミニエストレージャとして扱われるべき存在だったのです。
ところが力道山がプロレスを強さを売り物にしたスポーツとして売り出す都合上、弱いミゼットとミニエストレージャの小さい半分を切り捨ててしましました。
これが諸悪の根源だというのが、俺の認識ですよ。
新日本プロレスのグラン浜田とか、体格で言えばミニエストレージャだもんね。
ここまでが前提の話。
本当にしたい話はここから。
続く