角煮きのこ丼

久しぶりに吉野家に行った。
鮭いくら丼を鮭イクラ茶漬けにするつもりが、セット販売という文字が目に入りなんのことやら分からなかったので分からないついでに新メニューの角煮きのこ丼をオーダー。
角煮がバサバサしていていかにもインチキ臭い。身に水分がないぞ。冷凍して解凍に失敗して旨味が全部流れたようなスポンジ味の小さな角煮が3切れか4切れ。普通角煮るってもっとゴロゴロ大きくて1個2個って数えるだろ?この大きさなら「切れ」で十分。これしか入っていないとは思わずあっという間になくなった。
きのこはシメジもどきのヒラタケとマイタケもどき(名前は知らん)と、もう一つはなんだろ?シナチクみたいなきのこ。エリンギか?エリンギを意識して食ったことがないから分からん。
味は甘くてくどい。とにかくくどい。思わずおしんこに手が伸びた。さらにお茶を追加、お茶漬けにしようかとも思ったがくどい甘茶が丼一杯になった図を想像したらゲンナリしたのでヤメ。
ふと思って半熟卵を追加。なかなかまろやかでよろしい。
ついでに辛いのは苦手だけど七味も振ってみる。いくら振っても全然辛くならない。これが噂に聞く吉野家の辛くない唐辛子か、と感心してよく見るとエアコンの風で七味の半分以上が丼の外に飛んでいた。
それはともかく、とにかく気がつけばサイドメニューの山。向かいのおっさんも隣の若い衆も角煮丼でサラダを追加していた。分かるよ、さっぱりしたいもんな。
客単価が上がるメニューなんじゃないの?2度と食う機会はないだろうな。