もともと青葉公園南の沖縄料理チバリヨーで飲み会の企画が、前日夕方の段階で満席とのことで念願の北京ダック食いたさに龍争虎斗に変更。
静岡のガイドブックでは「龍争虎斗とは燃えよ!ドラゴンの意味」と書かれているが、龍争虎斗をgoogleで検索するとこの店の事しか出て来ない。正直言って香港と斗という略字体は似合わない。

余談ですが、中国語タイトル『龍爭乕鬥』の「乕」は「虎」の異字体で香港版ポスターや映画本編のタイトル等ではこの文字でしたが、活字では「虎」が使われてますね。「鬥」(トウ、たたかう)は「鬪」の略字で「門」に似てますが全く別の字。読みの通り現在の日本式略字「闘」に統一されていますが、かつては日本でも使用されていたちゃんと日本語になっている字です。最近出ているブルース・リー関連の本では”龍争虎門”と表記されてあるものがありますが、これは明らかに読み間違い。

料理はというと、Q嬢イチオシのプリプリ春巻きは具がエビそのもの。すり身で包んでいるとは思えない充実感で大満足。肝心の北京ダックは…王侯貴族は皮だけ食うというし、と思って皮だけ食ってもちょっとアレだわ。半身でもドラは鳴ったけど。