「ターミナル」

静岡ピカデリー1階で21:40の回。客入りは100人ほど。
つーかピカデリーの1階で公開ってのが驚いたけどね。静岡の場合、東映東宝以外は静活という会社で運営していて、地方都市にふさわしくない大劇場であるオリオン座はMr.インクレディブルに取られてるのはいいとして、2番目に大きなピカデリー2階がエイリアンVS.プレデターに取られてた。ちょっとショック。
で、上映前に2回聞こえたこのセリフ。「狭い」
ピカデリー1階だって客席300以上あって、地方都市では大きい部類なのに。
とはいえピカデリー1階にこれだけ客が入ってるのも最近記憶にないけどね。まぁ公開初日に見る機会が少ないだけか。
ちなみにこの劇場、スクリーンの位置が低いので実は最前列が特等席だったりする。
これだけ入るとちょっとしたコミカルな場面でも後ろからどっと笑いが起きるのを実感できる。これも映画の醍醐味の1つではある。つーか、以上がこの映画を映画館で観るメリット。あとは映画館で観る必然性なし。
トム・ハンクスがあの禿の秘密帳簿を握って、ナポレオンの噴水で隠していたせっせと掘り続けたトンネルから逃げた場面…なんてのがあったら今年一番大泣きするほど感動しただろうけど、そんなことがあるはずもなく。
空港もセットをつくって撮影したとか。無駄にカネを使ってるよなぁ。そういう事前情報を聞いていたかもしれないけど、空港じゃなくて郊外のイオンみたいな雰囲気だった。
1人で、呑みながら、レイトショー1200円分くらいの値打ちはあった、洋画という枠の中では完璧だった、が、だ。スティーブン・スピルバーグって…。