渡辺文樹監督に希望と栄光あれ
渡辺文樹という映画監督がいるんだけどね。
うわさにだけは聞いていたこの人の映画を初めて見たのは2002年だったと思う。タイトルは「腹腹時計」。
江崎ホールだった。客入りは50人ほどだったかな。上映前に「赤い山女魚」(でしょ、あの人)がイラク派兵反対
のビラ播きしたりしてた。
渡辺監督から「映画よりも恐ろしいことが現実には存在します」みたいな挨拶があり、上映。
作品は衝撃的だった。
ストーリーは意味不明、出演者は全員素人で台詞は棒読み、それどころか追いかける刑事が全員年寄りで
足元が危ない。
一発でファンになった。しかしそれ以来静岡に来ることはなくなってしまった。
無銭宿泊の詐欺罪で捕まってしまい、もはやあの上映会を味わう機会も永遠になくなってしまった・・・と思いきや、7月30日に豊島公会堂で上映会があるという。
これを逃したら、という思いで、東京での用事をこの日に集めて上京したわけだ。