ハッピーフライト


静岡東宝6階での試写会。


初めは小手先のギャグがスベリ気味でやや引き気味に見てた。
ところが段々引き込まれていく理由として、まず構成の上手さをあげておく。違った職場での出来事が見事に絡んでいく興味。
次に普段見られない非常時のマニュアルの映像化。飛行機パニックものの映画は過去未来あるけど、この映画でしか見られないような映画的にはどうでもいい場面がいくつもある。
そしてなにより、プロフェッショナルに徹する姿勢が美しく、ストーリーが最後にそこに集約されるため、見ていて清清しい。見終わって気持ちがいい。


ギャグでゲラゲラ笑いたい奴には向かないし、見ないほうがいい。
でも、口過ぎのためでない、プライドを持って仕事してる奴が見たら下手すると泣けるよ。


綾瀬はるか田畑智子平岩紙、このあたりがどうも最近ツボにハマる。
なにか共通点があるのか、考えてみたところ、どうも3人とも雰囲気が猫っぽいんじゃないだろうか?


ただ、出来れば日航123便ボイスレコーダーも聞いて欲しい。
映画と比較してはいけない。あくまで映画は映画だ。
http://hw001.gate01.com/virtua1994/record.htm
http://hw001.gate01.com/virtua1994/CVR/185615-28.mp3