電気ポット

電気ポットを買ったのは12月6日。



それまでは電子レンジでお湯を沸かしてた。どうせコーヒー1杯分。ドリッパーと粉の準備をしているうちに沸いちゃう。
ところがそうも言っていられなくなった。毎朝、1日分のコーヒーを淹れてステンレスボトルに詰めるようになって、一度に1リットル近い熱湯が必要になった。
電子レンジで1リットルのお湯を沸かすのに必要な時間、慌しい朝の限られた時間の中では、鍾乳洞が出来るんじゃないかと思うほどにも長く感じられる。しかも一度淹れると少し冷めるから、もう一度電子レンジに入れないと、だ。


で、ヤマダ電機に電気ポットを買いに行ったわけだが。ずらりと並んだデブいポットたち。
やべーなー、キッチンの片隅に炊飯器と並べて置いておこうと思ったけど、この大きさじゃ無理。
いちばん小さいのでも1.8リットル。中身は一升瓶だよ。そんなに大量のお湯は要らない。
つーかさ、日本の技術力をもってしても細いポットって作れないの?それともそういう需要がないの?
値段も最安で4000円弱とかわいくない。躊躇した。
なんで?少なくとも、暖かくなることにかけてはこのポットたちより役立たずのeneloop充電式カイロ5000円はあっさりと買ったのに。やっぱりデカイもんな。置く場所に困る。


まあ、とにかく撤収して、最近はごぶさたしてた創庫生活館静岡馬渕店に足を運んだわけ。そしたら、いたのよ。ちっちゃくてかわいい電気ポットが。1.2リットル。
お値段もかわいい。1050円。


中古だけど、煮沸消毒が彼女(いつのまにか女性設定)のお仕事。箱入り娘じゃないから箱がないけど、売るわけじゃないから必要ない。迷わず連れて帰る。
で、連れて帰って気がついた。背は小さいけどデブいから、やっぱり置き場所に困るってことに。
まあ、かわいいからいいけどね。俺の中では森三中の黒沢かずこ並みに擬人化されてる。