シルミド その2

昨日観たシルミド、他の人はどう感じたのだろう、とレビューを見て回った。
シルミドを観たい、とかそんなことをイチイチ書くなよ・聞いてねえよ、というゴミに混じってこんなレビューが。


なんだか途中で三島由紀夫が浮かびました。 そして一人だけ残された軍人を見て、三輪明宏の物腰を思いました。三輪明宏は、三島由紀夫をはじめとして、寺山修二とか、周りの人間がたくさん死んでいるのです。

世界は広いなぁ…。世界で一人しか出来ないであろうこんな指摘をしてくれる人がこの世に1人でもいてくれるということは、なんて幸せなことなんだろう。
かと思えば一方で「森田あつこ」というキーワードで検索してアクセスして、ただ通りすぎていくだけの人がン100人もいるわけだが。

話をシルミドに戻すと、広告に小林よしのりが一枚噛んでいるために妙によしりん的世界観に囚われすぎている人も多々見受けられた。
個とか公とか国家とか、そういったものに囚われ過ぎなんじゃないのかな。シルミドの悲劇は大なり小なり身近にあることだと思うんだけど。個と個の間でも、私と私の間でも。