「安全な温泉 あぶない温泉」 ISBN:4794211988

レジオネラ汚染は他人事。
明らかに衛生上問題があるであろう健康ランドでも「面白いから」「話のタネに」と平気で入っちゃう。3月に行った川崎のクラウン健康センターなんかはそういう意味で素敵だった。
とはいえレジオネラ汚染が身近な事実として存在することは間違いがないわけで、その実務に携わる人の言葉には説得力がある。
循環の機械に頼った手抜きメンテナンスの危険性がクローズアップされた昨今、むしろリスクは掛け流しに増大したのではないだろうか?
この本のアマゾンのレビューで安全な温泉のガイドブック的な要素を期待している人がいて驚いた。この本を100回読み直して、どうして電話問い合わせでの「安全な温泉」の見分け方を書くのをやめたのか、理解しろっての。