せどり旅2004梅雨・小田原沼津編

早々に万葉の湯をチェックアウトして一路箱根へ。
箱根一との評判を聞いて大平台の辻国豆腐店へ。途中の踏切から3分咲きほどの紫陽花を見物。木綿豆腐と厚揚げを購入、そこらの道で食う。大豆の旨味と大豆とは思えない枝豆のような爽やかさを持った豆腐。厚揚げは「厚揚げとは豆腐を油で揚げたものだ」と実感させるような豆腐と油の見事な調和があった。
豆腐のハシゴを、と思い強羅駅前の銀豆腐に行ったら定休日。
時間つぶしに初めて仙石原へ。秋になったらさぞやススキが美しかろうと思わせる青々とした草原が広がる。踏み跡があるので歩いてみる。途中ですれ違った老夫婦に様子を聞いてみると一周は遠そうだったので戻ってきたけどいい眺めだったとのことで行けるところまで行ってみる。確かに眺めは素晴らしい。が、中ほどのピーク以降踏み跡が怪しくなってくる。最後は草原を抜けて森まで行って「どこを降りるんだよ?」というところを腕をすりむきつつ降りた。
湿生花園へ。見事に年配の人ばかり。連れ立ってきて、誰かが花に詳しい、という感じ。花に詳しくないと花のいい季節とはいえ大して面白いところではない。むしろ花のない復元した湿原の爽やかさが印象に残った。いい風が吹いている。この風の風下、仙石原の隅っこに穂し乃庵という蕎麦屋があったが定休日。
仙石原から芦ノ湖への途中にある「10割蕎麦」の幟を掲げた掘よしへ入る。確かに美味いが、この季節ということもあってか香りがなくモッタリとした印象。10割蕎麦800円の値段の割には量があった。
満を持して姥子へ。秀明館裏の石仏に手を合わせて温泉の排水に触ってからお目当てのタカアートミュージアムへ…定休日。水木休みだったか!火水だと思ってた。
やりきれない思いで箱根峠越え。
ちょくちょく来ているので期待しないで寄った三島徳倉のブックオフで意外な勝ち名乗りをあげることに。函南店、沼津リコー通り店に寄ったところでタイムアップ。
沼津市内の国一で上手い具合に60キロ走行トラックの番手にハマったので旧道に逃げずに一気に興津まで。