松乃湯を探して歩いていると古本屋発見。
というか、古い古本屋があったことは大分前から知っていたが、営業してるとは思わなかった。
そしてこういう店には得てして掘り出し物が…ほらあった。江戸川乱歩の旧角川文庫の黄金仮面の初版本が200円。
こういうのがほんのちょっと前には高かったんだよな。光文社文庫での全集でトドメをさされたけど。
個人的にはポプラ社の少年探偵団シリーズと、この旧角川文庫に非常に思い入れがある。つーか小学生の頃に読破した。江戸川乱歩の幻想世界に浸る小学生、本当にイヤだな。だから古本屋で見かけると個人的にいろんな思い入れがフィードバックしてきて常軌ではいられない。
資料的には講談社の全集の価値が高かった。エッセイまで収録されていたし。すぐに絶版になって65冊のセット価格が10万を楽に超えてたもんなぁ。その頃から値段がそのまんまの店を時々見かけるけど、ここはさらにその前の旧角川文庫が現行だった頃からそのまんまなんじゃないだろうか?