ウェスト・サイド物語

朝一でジムにいったら夜常連の某I嬢とカウンターで会った。午前中に珍しい、と思って聞いたらお盆休みだと。世間にはそんなものがあるんだった。
いつものピザ屋も普段は閉鎖してる奥のテーブルも開放しているのに待たされる状態。街中を歩いている人も多い。
今日はモナリザ・スマイルを観ようと思ってたが、この分じゃ込んでそうでイヤだなぁ。機会があったら観ようと思っていたサールナートホールのウェスト・サイド物語に変更。普段の「機会があれば」はそのまんま機会がないことがほとんどだが、縁があった。
あのダンスを小さいテレビ画面ではなく大きなスクリーンで観てみたい、というありがちな期待をしたけど残念ながらその部分はハズレだった。ナマの舞台というものを観るようになったせいか、映像というワンクッションおいた表現がリアリティーを欠けさせているように感じられて仕方がない。
と思ってたけど、そのうち引きこまれてダンスのキメの部分で思わず拍手しそうになったのはこの映画のすばらしさか、それともミュージカルファンの条件反射か。
あとやっぱり音楽がいいよなぁ。劇場で観るとなおさら。恋をしてバカになってハイに歌いまくるtonightやI Feel Prettyが一層引き立つ。
そしてジェット団とシャーク団が歌いながら決闘に向かうところにマリアとトニーがそれぞれの思惑を持ってtonightで絡む、この4重奏がクライマックスだよ。あとは…イマイチ。
客入りは8人。