劇団四季 美女と野獣 静岡公演 一般発売

劇団四季の静岡ロングラン、第一弾が「オペラ座の怪人」で第二弾が「キャッツ」。この2作品は既に1度見たことがあって、かつその時に非常に良かったから開幕前から四季の会に入って入れ込んでた。で、オペラ座の怪人は3回、キャッツは10回のリピートをすることになったわけ。

でも「美女と野獣」、未見だしディズニーってだけで引くものがある。

でも一度は見ておこうと。



「キャッツ」終了時点で四季の会は退会してるので今回は今日の一般発売で。どうせ会員先行販売でいい席はすべて押さえられてる(すでに土日のS席はほぼ完売)し、狙いは1000円安い木曜昼のc席。



木曜昼の回は全席種1000円安い。3000円のc席なら33%オフでお買い得。席は2階席だけど、静岡市民文化会館の2階席は悪くない。

つーか他の席が悪すぎるんだよ。



まずS席。最前列だの真ん中の通路より前の中央部だったらいいんだけど、でも一般で買えるS席っつったらそれ以外。中央通路より後ろになると相当遠い。映画を見るのにちょうどいいくらいの距離。



A席でも前の方の端っこなら面白い。ただ演目によっては見切れが結構ある。「オペラ座の怪人」の時はスーパーサイド席という名前で見切れ承知の安売りをしてた。



最悪なのがB席。1階ならステージと同じ階にいるという内輪感を味わえるのが唯一のメリット。2階のB席のメリットは皆無。C席と距離はほとんど変わらないし、2階の最前列だって見えるものはC席と変わらない。

C席との3000円差はボッタクリ。だけど売れちゃう。



つーことで「キャッツ」の時には気合を入れて最前列なり「連れ去り席」なりを取りにいくか、ウィークデイマチネでC席か、どっちかだったし、それで正解だった。



連れとスケジュールを打ち合わせて7月24日のC席を第一希望に。はっきり言って、団体さえ入らなければガラガラだろうし、団体が入っても当日券で買えるとは思う。



ネット予約や電話予約という手もあるんだろうけど、こと四季になるとあてにならない。はっきり言ってチケットぴあの窓口に並ぶのが正解。四季のwebはすぐ不通になるし、電話は全然つながらない。ぴあの窓口に並べば必ず順番が回ってくる。



つーことで10時から生きてるぴあの窓口、静岡ではすみやしかない。

別に先を争って買うわけじゃないから、並んでる様子を見るために10時直前にのこのこ行ってみた。10時の時点で40人ほど。ただ28番目の俺に回ってくるまで40分以上かかった。



並んでる奴がアホ過ぎで時間がかかること。

もちろん慣れてないって要素もあるんだけど、それ以上に頭が悪すぎのおばさんが多すぎ。

事前に紙に希望日時と席種を書かせるんだけど、その時点にもなって日にちを決められないおばさん、死んでいいよ。

「いつでもいいんです」「どの席でもいいんです」

いいご身分だこと。だったら並ぶなよ。



別のおばさんは店員に端末を叩いてもらって、「何列の何番ではいかがでしょう?」って聞かれて備え付けの座席表を指で追ってのんびり確認。

「・・・・・・・・・・何列目の・・・・・・・・・・・何番・・・・・・・・・・うーん・・・・・・・・・・・・・・・・どうしようかしら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・他では?」

「いったんこの席を離しますけどよろしいですか?」

「・・・・・・・・・・・・?」

さらに店員に説明させ、別の日を選んで、またのんびに座席表を確認。

勘弁してくれ。

よっぽど「もたもたすんな、早くしろ」(byギャンブルレーサー)って言ってやろうかと思ったけど、そう言われると言われたことが原因で硬直するタイプだろうからやめといた。

傍若無人ってのは俺のことではなく、こういうおばさんのことをいうんだと思う。

頭の回転が悪いのは仕方がない。同情する。でも同情されるおばさんが、あるいは前述の意志薄弱のおばさんが、S席を買うゼニを持ってるから資本主義ってのはクソだよ。

格差社会の格差は決して努力の差なんかじゃない。



もっとイライラしてたのは、その後ろでzeppTOKYOのなんかのチケットを買おうとしてたお姉さんじゃないだろうか。売り切れの目にあってたけど、劇団四季の罠が控えてるとは思わなかっただろう。