チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

「ヤンキーの長所と短所が一目瞭然」



静岡ピカデリー2で21:40の回。客入りは20人ほどとそこそこ入ってたけど、映画としては微妙。



もうちょいキャラの立ったコメディーっぽいのを期待していたせいもあるけど。

チャーリーとガスの初対面での出たり入ったりとか、全編あんな感じだと思っていて、その期待に代わるものも特になかった。

アフガニスタン問題の知識がなければないほど賢くなった気にもなれるんだろうが、正直なところ肩透かし感を味わった。断片的な知識をストーリーとして認識できるようにはなったけど。



格言の「塞翁が馬」の話が禅の師匠の話として出てきていた。奴らにとって

東洋の神秘はすべてzenなんだろう。その程度の聞きかじりの大雑把な認識で、当事者意識を持って熱くなって世界をいじくりまわしてロクなことになってない、ってのが謀らずも描かれてた。

そういうところがヤンキーの長所でも短所でもあるんだろうけど。