マグロの味噌漬けがキチガイのように旨い件
明日の朝は久々に「まぐ茶」にしようと思って、安かったこともあってキハダマグロの刺身を買ったのよ。
敬愛する小泉武夫先生の著書「 小泉武夫の料理道楽食い道楽」を先週読んで、小泉先生がお茶漬け好き、それもまぐろのお茶漬けがいいと書いておられるのを知った。
確かに「まぐ茶」は旨い。しかしそこに書いておられたのは「まぐろの味噌漬けの茶漬け」
ヅケといえば醤油漬けしか頭になかった。味噌漬けか!さすが小泉先生。
てなことも念頭にあった。
つっても刺身を買って帰ってから気づいた。マグロの味噌漬け、小泉先生が書いておられたのは、味噌をみりんで溶いて漬ける方法。
ところが、手元にみりんがない。日本酒もない。あるのは甲類焼酎と梅酒。梅酒か。うまみとコクはある。
そして味噌。何の因果か、こういうときに限って癖のある赤味噌しかない。
これも何かの縁だ。
赤味噌に梅酒を混ぜる。この梅酒、濃いからちょっとだけで十分甘い。梅酒だけで味噌漬けに出来るほど柔らかくすると甘すぎそう。残りは甲類焼酎で柔らかくする。
漬けること30分。味見。
やべーーーーーーーー
めちゃくちゃ旨いよ!!!!!!!!!
生臭いはずの筋の部分が味噌の香りとジャストミートして嗅覚と味覚をくすぐりまくり。
うまみがいつまでも舌の上に残る。つっても化学調味料のようなくどさではなくて、永遠に残ってほしい味。
でもゆるやかに消えていっちゃう。
一気に食べたわけじゃない。
味が尾を引きまくりで、尾が消えそうになるとついつい次を口に運んじゃう。
画像を撮影するのが精一杯。我慢できずに全部食べちゃった。
明日の朝ごはん、どうしよう?