湿潤療法(閉鎖療法)でキズパワーパッド

体の傷っつーのは殺菌して乾燥させて、血小板が固まってカサブタを作ることで患部を保護して、やがて新しい皮膚が復活する、そういうもんだと思ってた。

ところが先日の事故で擦り傷だと思ってた部分の一部がなかなか固まらない。右足首のくるぶしのやや上あたり、ちょうど靴の縁が当たる部分で、擦れてしまうからだろう。



薬局の棚を見てたらバンドエイドのキズパワーパッドなる商品の銀色のパッケージが目に付いた。

患部をゲル状の物質で覆うことによって、乾燥させずに保つ。傷口から分泌される細胞成長因子を含んだ液体の働きにより治りが早いんだそうだが。湿潤療法とか閉鎖療法とかいうらしい。



重度のやけどの時にはそんな療法があるように聞いたことがあるので、あながちデタラメではないだろうし、大怪我というわけでもないし試しに使ってみようと購入した。

お値段は1枚あたり90円ほどとお高い。



貼ってみると、傷口に反応してあっという間にゲル状のものが膨張、水ぶくれのような形になった。

5日間交換しなくていいとのことなので放置。

従来の絆創膏では、動くたびに引っ張られるような痛みがあったけど、これは上から触っても痛みというものをまるで感じない。

4日目にゲルがあふれそうになったので、はがしてみた。



http://www.youtube.com/v/olGCJZ9-sfQ


一見グロ動画のように見えるけど、ドロドロしてるのは水分を含んだゲル状のパッド。

動画では患部が妙に赤く見えるけど、実際は赤みがかった皮膚というような感じで、もはや傷ではなかった。