私をサッカー場に連れて行って

日本平スタジアムでの清水エスパルスVSガンバ大阪
初めてJリーグを見に連れて行ってもらった。

13:00試合開始で清水駅からのシャトルバスは9:30から。
スタジアムまでの車内で前に立ってた10代と思われる女の子の2人連れ。青いグッズを持っていて関西弁。ガンバのサポーターらしい。この2人の会話に聞き耳を立てていて、気付いたこと。それは青い応援グッズを持った関西弁というギャップ。
つーのも、中日ファンとして青は中日にしろ横浜にしろ、東海から関東にかけてのもの、関西は黄色、という刷り込みをされてきている。(オリックスファン?ごめん、見たことない。)
今までスポーツ観戦で持っていた世界観が崩れて、支えるものがなくなってクラクラするような気がした。

2番目のシャトルバスでついた時点で既にざっと2000人ほどが並んでる。間もなく入場、サイドスタンドの1階席から見るフィールドが近くて驚く。一番上でも相当近い。
サイドスタンドは野球で言うところの外野席だと認識してたけど、外野席ってしょせんは「外野」、主に内野で進行する野球というゲームでは蚊帳の外の存在。ところがサッカーのサイドスタンドは違う。
あとやっぱり天然芝が美しい。


売店に下りていくとマッチデープログラムっつーのがある。この試合専用のプログラムで300円。
選手紹介からこの試合までの流れ、簡単なデータ類が掲載されている。これすげーよ。試合ごとに作ってこの値段じゃ利益は上がってないんじゃないのかな?

飲食物も屋台形式でその場で調理しているものが多くて、値段もそこそこ。「しおや」の「しおや丼」を注文。スポーツ観戦に来て炭火焼の牛タンを食べられるとは。

試合前の各種イベント。子供のサッカー。子供のチア。
場内アナウンスがまた特徴的で、ゴミが風で飛ぶから気をつけろとか、パチンコ屋に不法駐車するなとか、ヤジ飛ばすなとか、他の興行じゃ聞いたこともないような内容が延々と続いた。
パルちゃんショー。エスパルスで誰を一番よく知ってるかといえば、やっぱりパルちゃんといわざるを得ない。かわいいもんね。パペットのパルちゃん衝動買い。

応援。難しい。野球ならバカの一つ覚えのように1・1・3拍子の繰り返しで済むのに、リズムが何種類もあるのでついていけない。1つの応援の中でもリズムが変わるし。ただ、サッカーの応援ってずっと歌ってるようなイメージだったんだけど、実際はコールの占める部分のほうが多いみたい。
タオル回し初挑戦。巨人ファンがオレンジのタオルをクルクル回してるのは頭がクルクルパーだからだと思ってた。撤回するよ。難しい。適度な長さじゃないと回らないし、長すぎると迷惑。回し方が悪いと自分のタオルが邪魔で試合が見えない。

試合。テレビでたまに見る試合と見る角度が違う。こっちのほうが分かりやすいように思う。ボールが向こうに行っちゃうとよく分からんけど。
序盤はエスパルスが押されてて、1点獲った後に雰囲気がガラっと変わったあたりが素人にも見えて興味深かった。
あと印象に残ったのはガンバ大阪のサポーター。1000人もいなかっただろうけどその3倍くらいに存在感が大きく感じたのは、野球場の外野席と違って正面で対峙したせいだろうか。3-0という大差の展開にも序盤と変わらない応援が続いてたのは驚きでもあった。

帰りのシャトルバスはしずてつジャストラインの空いてる車が全営業所から総動員という感じで、ワンロマ車が3台続けて走っていったのを見たときには感動すら覚えた。

なんか後半は箇条書きになってしまった。
2万人近い動員、5000人が市外から来てるにしても静岡市民の50人に1人が来てた勘定。すごいものが静岡にはあるね。