ホッケの煮付け

「ホッケの煮付け」と首相 メニューで浮世離れ露呈
10日の自民党役員会で、麻生太郎首相が学生らとの居酒屋懇談を話題にした際、
「(料理は)ホッケの煮付けとか、そんなもんでしたよ」と発言、これに大島理森
国対委員長が「ホッケに煮付けはありません。ホッケは焼くしかないんです」
と突っ込む一幕があった。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081111ddm005010117000c.html

そりゃ物理的には存在するだろう。ただ、ホッケの飯寿司、ホッケフライまでは普通の北海道料理、でも刺身とか煮付けとかって聞いたことがなかった。
しかしなにをホッケの煮つけと勘違いしたんだろう?


端からの妄想なのか?善意に考えて、これはないとしよう。
焼き物と煮つけを間違えた。北の家族って行ったことがないけど、チェーン居酒屋の焼き物って結構固い干物。家庭料理で生に近いホッケだと脂でグズグズになったりもする。
一番可能性が高いのは、キンメダイのような臭いの強い魚の煮付けとの取り違い。魚の名前を知らない程度の無知はまぁ認めよう。しかし無知を棚に上げて、知ってる魚の名前を引っ張ってくる根性はどうだろう?
これが魚の名前ならまだいい。政策だって無知を棚に上げて思いついたものを引っ張ってきてフィーリングで適当に並べてるだけなんじゃないかと思うよ。


このホッケの煮付け問題の要点は「日本の総理大臣は適当にフィーリングでモノを言う」というなんだろう。俺ですらブログに食ったもののメニューを書くときにはもうちょっと気を使う。その程度の気すら使えない麻生太郎を首相として置いておいて大丈夫なのか、って問題提起。
いいよ、俺たちの太郎に適当に扱われても、という連中になにが問題なのか分からなくても当たり前のこと。