朝鮮通信使駿府公園ロケ

いよいよロケらしいロケ。

集合場所のペガサートには借り出され組の市職員が半分以上。

暑い。

ロケ場所は巽櫓の門と門の間20メートルほど。この20メートルほどを歩いて通りすぎる通信使の行列と

出迎える民衆。城の中に民衆がいるってのもどうかと思うが。

通信使役が華やかに見える(安っぽい)衣装でチラホラ現われたあたりから気温がぐいぐい下がり、風もますます強くなる。篝火の演出が中止になるほど。

簡単な立ち位置の確認のあとメシかと思いきやいきなり本番。このあたりからいやな予感が。

通信使のみの撮影が3回。そのあと20メートルを4区画に区切ってそれぞれを複数回撮影。

俺の出番はそうそうに終わりひたすら待機。これもつらいが、何回も演出を代えての収録を繰り返したパートは出ずっぱり。

それに輪をかけて気の毒だったのは何10回と行列を繰り返す通信使役。今年一番と思われる冷え込み、しかも強風。そこを薄着の衣装で。

カメラの前にガスコンロや練炭を置いてかげろうを作り出していたのは昨日は幻想の演出かと思っていたが、もしかすると夏の場面なのか?モニターを見ると赤の色が強く出ていてお祭りの縁日のようにも見える。

篝火は中止になったが篝火の設備を使って焚き火が行われた。とはいえ強風の中の焚き火の前と、風のあたらない戸の影、どっちが温かいんだかよく分からない。

撮影はまとまった休憩もなく10時過ぎまで。最後は行列でシンバルを叩いていた人がかじかんで落としても誰も笑えない状態。