サン・ジャックへの道
シネギャラリーで12:25の回。客入りは25人ほどと意外な入り。
字幕の見にくさはなんとかしてくれ。
俺は四国遍路の経験があるんだけど、聖職者のクソさは世の東西を問わないね。
でも国道歩きの多い四国とこの道は比べ物にならない。それともいいところだけ映してる?
いびき軍団は笑えた。同じ道を同じ方向に歩いてるんだから、大体付かず離れず、
どっかで何回も鉢合わせしちゃう。
映画の雰囲気としては1人歩きの四国遍路よりは、合宿で運転免許を取ったときに近かった。
いろんな世代でいろんな事情を抱えた人達が同日入所の連帯感で、この映画のような感じだよ。
俺が取ったときはひらがなしか書けない年下の男の子がいてね・・・。学科試験で出る漢字を教えてたのを思い出した。
誰をもネガティブに描いていないのが実にいい。口げんかだって口調がラップみたいで
リズミカルで憎めない。人間を暖かく包む、神と同じ目線で描かれていた。