銀河鉄道999 星空はタイムマシーン 第1部 太陽系・恐竜絶滅篇

浜岡原子力館で13:00の回と14:10の回。

前者は30人強、後者は70人以上入っていた。とはいえほとんどがママに連れられた子供。

上映前は騒いでるんだけど、上映中は静かになる。話は強引だし、説教くさいし、面白くもない。でもこの画面の迫力には誰しもが圧倒される。

プラネタリウム投影も出来るドーム式のスクリーンのほとんどに映写されるため、視界の全てが999の世界。スクリーンの端からではなく視界の端から999が現れ、大きく蛇行し、そして頭の上を通過していく、もうこれだけで十二分だ。

人物が最大5メートルくらいに映って、ジュラが5メートルになるたびに泣く子供がいたくらいの迫力。

人物の顔がCGを使っているためかフィギュアみたいな感じだったのと、メーテルの声がおばあさんの声になりつつあるのが受け入れにくかったが、そんなことはどうでもいいよ。

平衡感覚がおかしくなって妙な浮遊感を感じているところに、小惑星が飛んでくる。999が走る。宇宙船が行く。メガロポリスから999の旅立ちなんか涙モノだよ。エンディングにはゴダイゴのTHE GALAXY EXPRESS 999が1コーラスだけ流れてこれも泣ける。

ただ、スクリーンがアルミで出来ているとかで、継ぎ目が目立って仕方がない。というか綺麗なんだけど古さを感じる施設だ。シートも一昔前っぽいモケットで。当然浜岡原発の施設も古いんだろうなと思わせる。

1回目は後ろから2列目、2回目は前から2列目で見たんだけど、見え方が全然違う。後ろから見たほうが自然に見れる。前だとリクライニングでほぼ寝るような形、スクリーンにアップになったメーテルが天井から覆いかぶさってくるような感じで、それはそれで別の意味で興奮した。

やべー、いい年してアニメ見て感動したり興奮したりしてるよ、俺。

まぁでもしょうがねーだろ、999なんだから。