地球が静止する日

静岡オリオン座で19:30からの前夜祭。客入りは30人弱。

俺、この球体が好きになったんだけど、うちにも1個欲しいな。あのコスミックな雰囲気は、なんか癒されるよ。
その癒された心を逆なでしたのが、ウィル・スミスのガキ。科学者の子供役。どうにかならんのか?役柄も本人も、なんかイライラする。


古典SFが原作とあって、やっぱり話が古い。既視感をおぼえた。
一方で変な目新しさみたいなものがないから、安心して見られる映画でもある。
なんかこれ↓見ると、すげーパニック映画のようにも見えるけど、誰もパニックになってないし。

要するに地球を痛めつけている人間をやっつけようと宇宙人がやってくる、という話。
宇宙人は1人だから、これから人類は反省して変わります、サーセン、ってそいつを説得すれば問題解決。つっても、一介の科学者親子がなに力説したって、地球を痛めつけている元締めであるアメリカ大統領は雲隠れしたまま出てこないんだから。
なのに納得して引き下がる宇宙人がキアヌ・リーブス。確かに能面ヅラの宇宙人にはふさわしいんだけど、「宇宙人が攻めて来るぞ〜」って感じじゃない。大掛かりにいろんなものをぶっ壊す予告編の割りに、迫力に欠けたこじんまりとした内容に落ち着いた。



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