夢は時間を裏切る
歌手の槙原敬之(のりゆき)さんが、漫画家の松本零士さんに「漫画『銀河鉄道999』のセリフを盗用された」と非難され名誉を傷付けられたとして、松本さんに2200万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。清水節裁判長は「盗用の事実は認められない」と名誉棄損を認め、松本さん側に220万円の支払いを命じた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081226/trl0812261731009-n1.htm
これは当然のことだろうと思う。
夢は時間を裏切りうるのか、この捉え方が両者で食い違ってる。
時間は変わることなく無情に流れる。
しかし夢は、つかみどころのない、あやふやなもの。
時には熱く、時には冷たく、
時には大きく、時には小さく、
時には強く、時には弱く、
時には輝き、時には光を吸い込む。
夢は、時には全てを赦し、時には全てを認めない。
夢は、時には全てを与え、時には全てを奪う。
時には生きる支えで、時には死に至らしめる。
夢は希望の塊であり、絶望の魂である。
俺たちは、時には夢を現実として手に入れ、
時には若さの証左と唾棄する。
全ての夢が叶うわけではない。
挫折と徒労に打ちひしがれ、費やした何の見返りもなく、消え去る夢もある。
だからこそ松本零士は、夢は時間を裏切るな、と禁止するのだ。
夢が時間を裏切る要素を、許してはならない、と言うのだ。
夢を決して諦めるな、と命じるのだ。
なぜなら夢は時間を裏切りうるからだ。
「夢は時間を裏切らない」
へー、ソースキボンヌ>槙原
つーことで、この二つは、まったく別物。盗用じゃない。