孤独なんて存在しない

話は昨日の夜にさかのぼる。
いつも通りカブで帰る途中、いつも通りSBS通りから静岡南警察署の交差点を南に右折しようとした時。曲がれるなー、と思った次の瞬間、対向車線を走ってくる車がとんでもないスピード違反、思わず止まった。
ばっきゃろー、こんなスピード出しやがって!と思って、やり過ごしてから右折。その次に差し掛かった見通しの悪い交差点から、一時停止無視の車が目の前を時速40キロくらいで横切って行った。
SBS通りのスピード違反の車がなければ、俺は死んでたかもだよ。


そういうことの積み重ねで人の世は出来ている。
無駄に生きてる人間なんていない。必ず誰かとどこかで接して、知ってか知らずか、影響したりされたりしながら生きてる。
クソだけを撒き散らしてる人間なんかいない。誰だってどこかで誰かを思わぬ形で死に導いているかもしれないし、救ってるかもしれない。


バタフライエフェクトじゃないけど、見知らぬ誰かが笑ってて、それが俺とは関係あるのかないのか、断言なんか出来ない。そして間違いなく、俺が今ここにこういるから、俺の思わぬ形で幸せになってる人がいるだろうし、俺の思わぬ形で泣きを見てる人もいるだろう。そしてその彼らは決して俺を意識しない。俺が彼らを意識しないのと同様に。


だから俺はこの世に本当の孤独なんて存在しないと確信している。


飯島愛にそう言ってあげたかった。

渋谷署によると、飯島さんが相談に訪れたのは今年1月ごろ。また、テレビ朝日の報道によると、対応した署員に「1人で寂しいから話を聞いてほしい。精神的におかしくなった」と訴えた。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/12/27/03.html

で、その後に俺が左折して走ってたら、さっきの一時停止無視の車がわき道から俺の前に出てきやがった。次の赤信号で運転席に横付けしてウィンドウを開けさせて文句言ってやったんだけど、20代前半の女性が2人いて2人とも一時停止に全然気がついてねーようだ。
あれはそのうち大事故起こすと思う。