20世紀少年第2章

静岡東宝1階で19:10の回。客入りは60人強。この時間なのに中高生が多くてビビる。つーか中高生ウケするのが驚き。

前作が散々だっただけに期待はしてなかった。
今作はともだちが世界を支配してから、西暦が終り、ともだち3年の大虐殺、ケンジがスーダラ歌いながらバイクに乗ってるところまで。つってもワクチンをめぐるエピソードとかも飛んでるし、最終章はこの辺に戻って始めるのかも。


本当に3作でコミックの内容を全部やるんだね。すごいね。
どっか思いっきしすっ飛ばす場面があるかと思ったら、一通りほぼ全部に触れてて。
足りないと思ったところは、ともだちの新しい正体の伏線かな?
http://ru.youtube.com/watch?v=z8YhaS63S8I
前作も高かった登場人物の再現度は本作も完璧。
小泉響子の目と鼻と口の周りなんか完璧。遠藤カンナとか仁谷神父とか、本人じゃないかと思うくらい。
一方で誰だかわからないのが、ともだち。
原作と中の人を変えることがアナウンスされているため、謎解き要素が加わってる・・・つーか、そうでもなければ、一通り原作をナメるだけの内容なので、見ていてソックリの上っ面だけで飽きる。
正直、2時間半は長い。原作を押し込むには短いんだけど、映画としては見るに辛い時間に感じられる。


原作では、ともだちの正体はフクベエ。そしてともだち暗殺を利用してカツマタが成りすました。
映画では、入れ替わりなしのフクベエ1本で行くのではないかと予想する。突っ込みどころのありすぎる予想ではあるけど、子供の頃のトラウマからつながる大人、というテーマ性に重きを置くなら、これが残り2時間半で一番すっきりまとまるような気がする。