ゼロから2ヶ月で目指す日商簿記2級・飛翔編

続き。


3級を目指すクラスに、ちょっとの独学をプラスすると2級になりますよ、って話。
あるいは満点に近い得点で3級に受かった後なら、2級はすぐ手が届きますよ、って読み替えてもいいかもしれない。

簿記2,3級を独学で同時に3週間で受かる方法
http://anond.hatelabo.jp/20081220025833

はっきり言っておくけど、普通は無理。
ゼロから始める場合、スタート地点が人によって全然違う。頭の回転や飲み込みの速さはもちろん、普段から経済ニュースに関心を持ってるか、物事を考えるクセをつけてるか、字の綺麗な人・汚い人でも、数字にアレルギーがあるかないかでも全然違う。
よほどスタート地点が前にない限り、2時間×3週間じゃ無理。ただし、スタート地点が前にあれば不可能ではない。


俺の場合は株式投資をやってる関係上、用語類は全然苦労しなかった。でもフリーダムな性格だから計算とか転記での、ボンレスハムじゃなくてなんだっけ?ああ、凡ミスとかケアレスミスか、あれが多すぎで本当に困った。
あとは8まですら数を数えられなかったりとか。
http://d.hatena.ne.jp/RRD/20090128/p1


そこを潰して3級合格レベルまで持ってくれば、そこから2級までの距離はあまり人による差は出ないと思う。
そしてその距離は思った以上に短い。


3級と2級との差はなにか、というと、ひとつが工業簿記。もうひとつが会社を前提にしていること。
ただ、簿記としてやってることは、取引を記録して、計算して、儲かってるかどうかを調べる、この点は変わらないし、特に商業簿記に関しては3級の知識でも結構解けそうな問題も多いはず。
特に121回は精算表が出題されたから、ちょっとしたやり方さえ分かれば何とかなる感は分かってもらえると思う。


工業簿記もまったく違うことをやってるように見えて、実は商業簿記の「商品をいくらで仕入れたか」の部分を「商品をいくらで作ったか」に代えて、その計算をしてるだけ。
会社がらみは、ある程度の社会経験があれば馴染みがあるものじゃないのかなー。


http://d.hatena.ne.jp/RRD/20090309/p3に続く