三陸4日目

久慈から北上。
つっても朝の八戸行きは6:45の後が10:00つーから参る。
八戸線は海沿いの景色で有名だけど、久慈からしばらくは急な山岳路線だったのが意外。車内が空いていたこともあって海が見えるようになってからはシャッター切りまくり…だったが、携帯カメラのオートフォーカスだと窓の汚れにピントがあってしまうことが多々あって、見せられるような写真があまり撮れなかった。


八戸は東北本線八戸駅ではなく、八戸線本八戸駅が玄関口。
ここで下車して八戸せんべい汁を味わおうという企画。今日中に函館まで普通列車を乗り継いでたどり着くためには、この次の八戸行きに乗る必要がある。11時41分着、12時28分発、制限時間47分という、宇都宮餃子の再来。
目指すは「鼓」という店。
本八戸駅の改札口を出たところにある地図。これじゃ分からんって。

地図にある道が、目の前にいくつもある道のどれだかよく分からん。縮尺がデタラメだしな。一度分かってしまうとこの地図を見ても、ああ、なるほど、と分かるんだけど、観光地図って分かってない人のためにあるんだろ?
ようやくたどりついて、店に入る。
ぱっと注文してぱっと食って出てくるような店じゃねえ。本格的な郷土料理屋で、1500円以上の定食がメイン。ここでせんべい汁単品600円を注文。この時点で一本乗り遅れること確定。特急で普通列車を追いかけると2000円近い出費になるが、わざわざ本八戸に来る機会もそうないだろうから仕方ない。

で、このせんべい汁な、B級グルメとかいって全国的に知名度が上がってるけど、八戸の町ってそんなに「せんべい汁」「せんべい汁」って雰囲気じゃないんだよな。
出て来たどんぶり大の椀は、大根・ごぼう・キノコに鶏肉と具だくさんのしょうゆ味おすましに、せんべいつーか、平たい麩が浮いてる感じ。

はっきり言って全然B級グルメじゃない、立派なA級グルメだよ。これをB級だと自称するのは、八戸という街自体が劣ったB級の街だと自嘲してるからじゃねーの?


13時47分の八戸行きで八戸。
新幹線の駅になってだいぶ駅の雰囲気が変わったけど、周辺は相変わらず閑散。

快速「しもきた」で青森、津軽線蟹田、ここから青函トンネルは特急に乗り換えて木古内まで、木古内から江差線五稜郭