大谷大停電

珍しく午後6時半ごろに自宅にいたら、突然電気が消えた。
時々エアコンと電子レンジを一緒に使ってブレーカーを落とすことがあるけど、この陽気だしエアコンはつけてないし、ブレーカーが落ちる「バタンッ」って音もしなかった。
停電かな?と思ってたら外で大家のおばさんの話し声が聞こえてきて、ああ、停電かと。しかし人はなぜ停電になると外に出るんだろうね、結構な雨が降ってるのに?


外を見ると雨が降ってることもあって真っ暗。静大自体は電気がついてたところを見るとこの界隈だけらしい。とはいっても見渡す限りは全部停電。
大谷街道から静大に入る交差点の信号も消えてた。

そのうち消防車が来て、近くでサイレンを消したので行ってみた。
ら、電柱から火花が飛んでた。

後ろにいた女の子がうれしそうに友達に電話して「今日電気がつかなかったら泊めて?」とかピクニック気分で言ってたものの、30分ほどで復旧。大きな事故もなく、なにより。
そして普通の雨の夜に戻った。
実は結構な長文を打ってた最中だったんだけど、ノートパソコンなので自動的にバッテリーに切り替わってた。すっかりバッテリーも劣化しちゃって20分も持たないんだけど、保存ボタンを押すには十分。


で、これを書いている今は午後10時過ぎ、すっかり雨もやんだ。
普段なら今ごろ帰宅して、停電があったなんてことも分からないまますごしたことだろう。そう思うと、世の中の真実なんてあやふやなもんだと思うよ。