仕事と自己満足の区別はつけるべき

「それで、ここに来ちゃったわけ?(バーカでー)」
http://d.hatena.ne.jp/RRD/20090510/1241940072

の続きになるような話。

谷地頭温泉の43℃の「低温」浴槽の話題
http://hakodadi.iza.ne.jp/blog/entry/1033636

函館市には谷地頭温泉という市営温泉があって、無料の休憩施設を備えたスーパー銭湯のようになってる。
去年俺が入ったときは41・42・43度だったんだけど、だんだん温度が上がってるらしい。
その理由が、おそらくは「利用者の声を反映した」ということなんだろうけど。


しかし函館の地元のジジイは、なんでああ熱い湯が好きなんだろうね。
その極端な例が48度の日乃出湯。
http://d.hatena.ne.jp/RRD/20090403/p1


たださ、皮膚を湯剥き出来るんじゃないかと思うような熱い湯が好きなのはいいし、それを求めるのもいいだろうし、その要求に応えるのもいいさ。でも、なんで3つある浴槽を全部熱くするのさ?浴槽が3つに分かれてる意味、分かってんの?つー話だよ。


去年谷地頭温泉に入ったときにブログに書こうかと思って放っておいたことがあったので、いい機会だから書いておく。
風呂に入ってると録音テープの館内放送が入ったのよ。内容は営業時間や定休日や館内設備の案内。
その日は車で行って、風呂上りにビールを飲んで、大広間でゴロゴロして、結構長時間いたの。その間に館内放送は1回もなかった。


この放送は1日に何回か流れるのかもしれないけど、なんのために流れてるの?
必要な情報だと判断したんだったら全ての人が聞けるように頻繁に流すべきだし、必要ないんだったらうるさいから流すな。
これさ、なんの考えもなく、思いつきで、無目的に、”案内放送があって親切な私たち”を無意識のうちに演じたがっている職員が自己満足を得るためだけに流れてるんだよ。
コストがかかってないからいいだろ、って次元の話じゃないし、録音テープの制作費だって無料じゃない。


そういうなんの役にも立たない仕事もどきの延長に、

ちなみに4月初旬の懇話会で、この問題を指摘したところ水道局から出席していた管理職は「個人的には熱いと思うが、温度を下げると文句を言ってくる人が多いので、(下げるのは)なかなか難しい」と答えたそうです。
http://hakodadi.iza.ne.jp/blog/entry/1033636

とかいう管理職がいて、どんどん温度を上げていって子供が入れない低温浴槽が生まれちゃってる。
俺だったら文句言う奴には「100度にしてやるから3つの浴槽全部に同時につかってろ、バーカ」とか言っちゃうけど、そこまでは求めないよ。
でも、文句を言われるのが嫌だから、って言いなりになったらそれは仕事じゃねーよ。