トラピスト修道院とwest coast

函館を舞台にした映画は毎年のように作られてるけど、今年の秋のように同時期に3本も、ってのは珍しい。
そのうちいわゆる拡大系で公開されるのが「引き出しの中のラブレター」。
常盤貴子のラジオ番組を中心にオムニバス形式で構成される物語の一部が函館、つーか当別を舞台にしてる。
当別でロケといえば言わずと知れたトラピスト修道院




函館から松前に向かう国道、トラピスト修道院のある当別の手前、矢不来の海沿いにwest coastという白い海を望む喫茶店がある。ここもロケ地のひとつ。
北斗市館野50
0138-75-3080
この日はサモア地震津波注意報が出ていて、役場から営業しないように電話があったそうだ。

対岸に広がる函館市街の眺めは左端に駒ケ岳、真ん中に函館山、右端に津軽海峡というパノラマ眺望。
店内はアンティークな雰囲気の調度品、窓際中央に飾られた大きな百合の芳香がかぐわしく、意外なことにコーヒーの香りを引き立てる。流れる音楽はトラピスト修道院のイメージのままにボーイソプラノの賛美歌。

函館と海とコーヒーが好きだったら、いつまででもいれる店。