ティンカー・ベルと月の石〜無難な第2弾

静岡ミラノ3で17：45の回。客入りは7人。
この作品はディズニーアニメのティンカー・ベル4部作の2作目。前作がとにかく素晴らしかった。去年74本見た中で2番目に良かった。

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ただし客入りは芳しくなくて、2作目以降は劇場公開なしでDVD販売されるという話があったりでヤキモキしてたんだけど、なんとか無事に劇場公開された。

今回は後半、冒険ストーリーになっていて、その視点で見ると完璧ご都合主義。魔法の鏡にたどり着くまでに障害がいくつかあるんだけど、大した試練もなく乗り越えて行く。
でもいいじゃんね。努力・勝利・友情のセットが必須なんて週刊少年ジャンプ主義が今の日本をダメにしてるんだからさ。そもそも障害があったら、イコールいつでもなんでも勝利つーか勝負ばっか考えるのが間違ってるんだよ。
映画 ティンカー・ベルと月の石 予告 - YouTube
ティンカー・ベルは基本キレキャラ。でもキレてるうちにキッカケがあって反省して友情を育み、人とのつながりの中でトラブルを解決していく。テーマがわかりやすく設定されている単純なストーリーが、美しい世界描写の上に展開されていく。


魔法の世界・ピクシーホロウは前作の春の方が良かったと思う。生き物が季節によって装いを変えて行く様子を、妖精のペンキ塗りで表していたのが好きだったのになー。今回は魔法で紅葉を作っていったりしてた。
とはいえ、やっぱり色彩は美しいし、世界観を支える小物類が緻密で楽しい。センスのいい雑貨屋を眺めてる感じで。
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思わずクリアファイル買っちゃった上に、ホームページから壁紙ダウンロードしちゃったよ。