one shot one kill

渋谷アップリンクXで15:00の回。客入りは4人。
スタンリー・キューブリックフルメタル・ジャケットという名作があるんだけどさ。そこでの新兵を洗脳する一部始終の実写版だと思ってもらえばいい。
ドキュメンタリーはかくあるべしと思わせる愚直つーか下手つーか、ただ映してるだけの内容なのに、新兵それぞれの人生を変えたいという思いの純粋さのあまり、それを利用しようとする支配体制の悪意が浮き彫りになってくる。


ここに描かれているのは洗脳の過程である。そしてその一部始終を日本の左翼勢力の作るドキュメンタリー映画にも公開する。民主主義が要請する情報公開に対して、アメリカ的合理主義の見地からドライに対応出来るのは、あらかじめ予定された一定の意思を持った国家運営をしている日本からは考えにくいことだ。