てぃだかんかん〜口調だけが耳に残るよー

静岡ミラノ2で19:40の回。客入りは10人ほど。
岡村隆史の演技はなんなの?ってところに結局行き着いてしまう。



沖縄で生まれ育った「欠陥商品」、幼馴染みの女のケツを追いかけて名古屋の工場に出稼ぎ。幼馴染の女を沖縄に連れて帰ったものの、無職。友人の助けもあって海をモチーフにしたバーで成功するも、生まれ育った海のサンゴが消えていくのにいても立ってもいられなくなり、障害の立ちはだかるサンゴの養殖を事業化しようとする。



愚直・・・といえば聞こえはいいものの、軽度の知的障害を思わせる行動ぶりだよー。それを表すにしても、この演技はないと思うよー。
周囲の友人達の言動も変だよー。漫画のようにデフォルメしてるのかなー?それでもなんかおかしいよー。
この口調、あまりにもおかしいから移るよー。気をつけないといかんよー。


口調もおかしいけど、話もおかしいよー。その海にいない種類のサンゴを移植する問題点を指摘されてるのに、なんでサンゴが産卵すれば問題解決するのか、分からないよー。
夢を捨て「大人」になろうとして苦悩してるあたりも、お猿さんがポンポン痛くて泣いてるようにしか見えないよー。


それに比べると、松雪泰子の少女の心を残す現実に生きる妻でお母さんという存在が、いかに光ってることか。俺には女優がこの映画に仁王立ちしてるのが見えた。