清水MINATO大道芸

大道芸のイベントは静岡では年2回あってもいいと思ってた。
確か去年までもゴールデンウィークにはエスパルスドリームプラザで地元の大道芸人がなんかやってたように思うけど、今年は三雲いおりさんをアドバイザーとして迎え、「清水MINATO大道芸」と銘打って、組織だったイベントとして開催されている。


とはいえ出るパフォーマーで言えば正直なところ、どこかで見たことのある人達という感じは否めないんだけど、それはある程度大道芸に興味を持ってるからそう思うこと。ただ、「しずおか大道芸のまちをつくる会」が中心になってると言うこともあって、そこでジャグラーに偏った構成になってしまっていた。


運営はプロと思しき人も多く混じっていたようで、手際はいいし、それぞれが役割じゃないところまで気を回して動いていたように見えた。メインポイントでMCやってた方はパフォーマンスが始まると後ろの客を上手く前の空きスペースに入れるように誘導してたし、ももっちさんも自分の出番だけでも大変だろうに、前説から裏方まで飛び回ってた。
こういうイベントは本当に成功して欲しいよなー。


地元のパフォーマーに関しては普段の日曜日に伊勢丹前とかマルイの前とかドリプラとかで活動してるのを見てるし、これからも見るだろうからいいにして、それ以外の人たちを中心に見た。


栗原舞。


一輪車の特性を最大限に活かして、静止のパフォーマンスの緊張感と、動きのパフォーマンスの躍動感とのバランスが上手く取れてる、いい構成のショーだと思う。派手な煽りがなくても、単純に見てて飽きない。
また客への目配りがいいんだ。カメラに向けては目線を飛ばすしね。俺も何回か目線もらってたんだけど、上手くとらえられたのがこれだけ。

残りがどんなだったかというと、こんな感じで、本当に写真が下手だなー。

まあ、マシな写真は他にもいくつかあるんだけど。やっぱりショートカットの女の子は素晴らしいなー、という話。







羽衣乙女。
大道芸ワールドカップin静岡では絶対に出て来ない和芸。
南京玉すだれからバナナのたたき売り、紙切りと一通りやるんだけど、やっぱり凄みみたいのはないよね。

南京玉すだれとか客1人しかいないし。しかもその一人はなぜか長座の姿勢で座ってる。客いないのにバナナのたたき売りをやるってんだからすごいよ。もはや啖呵売じゃなくて投げ売りという感じ。俺も5本100円で買った、ら、長座で座ってる人に声をかけられた。
あれれ、某ワールドカップの某運営室の某Iさんじゃん。子供さんと一緒にきて、逃げられたそうなw

とはいえ、紙切りとなると子供の興味を引く部分があるようで、ひとりふたりと立ち止まり、俺もモデルに呼ばれて切ってもらったりしてるうちに

子どもが寄ってきて、ちょうだいちょうだい状態w

いやー、いいね、これぞ大道芸って感じ。こういうクロースな大道芸ってものをもっと大切にしないといけないよね。
俺が彼らくらいの年の頃には、まだカタ屋とかいたからね。インチキなクジ屋とかも。あのワクワクしながら身を乗り出して、知らない人の手元を覗き込む空間って、コミュニケーション能力を育む上で欠かせない要素の一つだと思うんだけどなー。


ふくろこうじ。
とぼけた感じのジャグリングとパントマイム、そしてムチ打ち。
ムチの標的になる新聞を持ってるのは・・・あれれ?某ワールドカップの某運営室の某Iさんw