超歌劇団〜「地球に宇宙人がやってきた」

寿町倉庫で19:00の回。
会場に入ると、どこが客席でどこが舞台なのか、よく分からない。まわりにスクリーンがあったり、明らかに「開きます」というセットがあったり、明らかに「踏みます」という大足があったり。
最初のうちは、真ん中で芝居をやるんだろう、という雰囲気で客が車座になってたんだけど、段々客が詰まってきて、それどころじゃなくなった。
いやはや、最終的には客が60人以上いたと思う。奴隷船のような詰め込み具合。


うるけん一郎太さんの前説。
明らかに「踏みます」という大足が落ちてきそうなあたりの客に「危ないです」と注意。あまりのベタさ加減にウケて笑ったら、うるけんさんに指をさされて
「あなた、笑ってる場合じゃないですよ。そこの方がよっぽど危ないですから」という。
うーん、背中に寄りかかるところがあって楽だと思ったら、そういうことだったか!


で、この狭い会場内に宇宙人が現れーの、UFOが飛びーの、増田明美が走りーの、ツバが撒き散りーの、ボールぶつけーの、宇宙戦艦が真っ二つになりーの、でっかい平手打ちが来ーの、大足で踏まれーの。
全く例によってなんとも説明のしようのない、最高に楽しめる1時間強。


えーと、これってウェルズの宇宙戦争のパロディだよね?