コロナと洞爺丸台風
コロナ感染拡大は安倍首相による人災である
ズバリ言って、安倍首相のやってる感演出のために行動抑制の必要がないところでも自粛させたり休校させたりしたから、休校解除が事実上の安全宣言になって、行動抑制するべきところで歯止めが利かなくなっちゃって今に至ってる、だからこれは安倍首相による人災である。
この止める必要のないところで止めて、止めるべきところで進めてしまう、こんな失敗は歴史上で山ほどあるけど、真っ先に俺が連想したのは洞爺丸台風のことだった。
洞爺丸台風とはなにか
洞爺丸台風の概要は失敗百選の中にもある。
http://www.shippai.org/fkd/cf/CA0000609.html
一番詳しいのは上前淳一郎のノンフィクション。
文庫はプレミアついてるけど、単行本はそれなりに、電子書籍もある。
概略を簡単にまとめるとこうなる。
①大型台風が110km/hで北上
②青函連絡船は出航見合わせ
③函館の台風到達予測時刻直前に天気が崩れた
④台風が到達したと判断
⑤洞爺丸から運航再開が決定
⑥欠航した前の便から乗客が洞爺丸に移乗
⑦いろいろあって洞爺丸出航
⑧実は台風は函館の直前で急減速しており、まだ来ていなかった
⑨出航直後に台風直撃、座礁
⑩砂浜に座礁したので船底が固定されて逆に安全だと一安心
⑪地上でもまさか洞爺丸のような大きな船が転覆するとは考えていないので救助後回し、危険な他船を優先救助
12高波に襲われて転覆、死者1155人の大惨事
洞爺丸台風とコロナの共通点
災害を予測して自重して、無事通り過ぎたと思って表に出たら、実はまだ来ていなかった、という。
やはりコロナに関しては自粛なり休校なりが早すぎた。いや、早すぎる対応自体はいい。
問題は、早すぎる対応は対応終了を前倒しさせる圧力になる、ということを見逃した点だ。
洞爺丸で同じことが起きていた。洞爺丸は一度は出航を決断してタラップを上げたのちに、出航を見合わせた。なぜ出航しないのかという圧力が前の便から移乗した乗客から、国鉄当局から、米軍からもあったとかなかったとか。
「失敗事例」だけ見るとベテラン船長の判断ミスというところに帰結しているけど、「洞爺丸はなぜ沈んだか」によるとそんな単純な話ではなかったようだ。
逆に乗客用タラップを上げてしまったため、出航見合わせ中に下船を希望した乗客を決まりだからと降ろさずに犠牲になったり、逆に桟橋にジャンプしたり無理やりねじ込んで強引に下船して助かるヤツがいたり、そいつが事情通のようにデマを流したり。
歴史に学ぼう
これからの日本で起きるだろうことは、洞爺丸台風で経験済みのことが多いだろう。
恐らく今、⑪の思い込みのせいで⑫の事態を想定している人はほとんどいないだろう。弱者を切り捨てて集団免疫とか、実はヤバいことになる可能性があるよ。
歴史に学ぶとは、そういうことだ。
労災で第三者が立替払い出来るか
労災で第三者が立替払い出来るか
ケース
装具業者が受診者に装具代金を請求したところ、支払いを拒否された。
保険会社で立て替えて労災に請求できるか。
回答
労災からは本人にしか装具代金を支払うことが出来ない。
(2020年1月 労基署より回答)
労災で転院した際の療養給付請求書
労災で転院した際の療養給付請求書
ケース
労災で転院した際に、様式16号の4(療養給付たる療養の給付を受ける指定病院等(変更)届)のほかに16号の3(療養給付たる療養の給付請求書)は必要か
回答
不要
(2020年3月 転院先病院より回答)
「通勤災害に関する事項」の書式
「通勤災害に関する事項」の書式
ケース
通勤災害で第三者行為災害届を提出するが、提出が求められている「通勤災害に関する事項」がどの書式なのか分からない、webの労災ダウンロード
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/rousaihoken06/03.html
「第三者行為災害関係」に書式が見当たらない
回答
webの労災ダウンロード にある「遺族(補償)給付関係」の「通勤災害に関する事項(様式第16号の10(別紙)」を使用する。
静岡県では浜松労基署はgoogleマップ等を印刷して通勤ルートを書き込むように求めるので提出してほしい。
また所要時間欄も未記入の場合は労基署から確認の電話があるので記載してほしい。
(2018.年3月 社労士より回答)