「○○で検索を!」という広告について

インターネット外での広告から自社webページへの誘導って、一昔前ならわかりやすいドメインを取得して覚えてもらってURLを入力してもらうのが主流だった。
それがわかりやすいドメインの入手が困難になったせいか、いつの頃からか「○○で検索を!」という形式に変わってきた。
俺も最近ネットの外でこのブログのアドレスを聞かれることがあって、クソみたいなオタクが頑張って人気ページにしてくれたおかげで「googleで、ひらがな2文字“なう”で検索すると一番上に来るよ」と答えている。


ところがだ。問題は指定されたワードで検索しても、思ったような検索結果が出ない時だよな。
まともな企業なら自社名で検索してもらったら、当然のごとく一番上に出るんだろうけど、起業したてで、似たような社名の大企業があったりするとそっちの方が上に来ちゃうとか。
その極端な例がこんな話。


去年の秋口あたりからだろうか、昭和町の交差点に無料ネットカフェの看板が出てるのにお気づきだろうか?もちろん無料のネットカフェなんかあるわけがなく、正体は南町にある出会い系カフェなんだけどさ。
ここも店の前にサンドウィッチマンが出たり、ティッシュを配ってたりして、力を入れてるんだか入れてないんだかよくわからん。


というのも、ティッシュに書かれてるのはこういう内容。

で、「しずカフェ」で検索すると、「しずカフェ」というブログが見つかる。


将来画家になりたい、小学3年生の女の子の描いた絵や、日常のつぶやき等をとりとめもないことを記録していくブログです。

しずカフェ☆

こういうのを見て、ああなるほど、素人の手作り感を全面に出した広告展開なのね、でも小学校3年生の設定ってぶっ飛びすぎだろ!とか思っちゃう俺は、やっぱりどっか汚れてる。


検索結果をいくら下までたどっても出会い系カフェらしきホームページが見当たらない。
QRコードが付いてるから読み取ってみるとshizu-cafe.comというドメインらしい。これは間違ってないようだ。
http://whois.ansi.co.jp/?key=shizu-cafe.com
ところが

接続がリセットされました
ページの読み込み中にサーバへの接続がリセットされました。

http://shizu-cafe.com

なんだこりゃ。
道理で検索に引っかからないわけだ。


まあ入会金に5000円もかかるような(←なぜ知ってる?)出会いカフェのホームページが行方不明になっても知ったこっちゃないけど、出会いカフェを求める穢れたアクセスが小3女子のブログに集まるってのも、なんだかなーと思うよ。