TOKYOチャレンジネットはコーチ屋

 ネットカフェ難民を対象に住居や生活、就職などについての相談支援に応じる窓口「TOKYOチャレンジネット」

(東京都新宿区)が開設して約2カ月。窓口相談に訪れた人は700人以上、就職先から採用通知を受けた相談者

も19人となり、着実に成果をあげている。この成果をもとに都では今後、窓口に訪れないネットカフェ難民呼び込みにも力を入れる方針だ。



開設した4月25日から6月7日までで、すでに計729人が窓口に訪れた。相談内容で最も多いのが、生活不安


など生活面に関する相談で250件、次いで家を借りるための初期費用や保証人等など住居に関する相談が

230件、求職や転職など仕事に関する相談が209件と続く。



 こうした相談に対し、都は住居や経済面で支援。自立した安定的な生活を送ることができると期待される人を 対象に、住宅・生活資金として最大60万円の無利子貸し付けを実施し、6月13日時点で計21人に資金の 貸し付けを認めた。厚労省とも連携した就職支援では5月末時点で就職先を44件紹介し、うち19人が採用通知 を受けた。



だめじゃん。



さっきテレビで支援第一号の人を見たけど、住所が必要な人がなんで62000円の小奇麗なワンルームなの?というのが第一の疑問。本人は初めて部屋に入るような感じだったから選択の余地なんかないだろう。貸付金は直接業者に払い込まれるらしいけど、不動産屋と癒着してない?

仮にうまく就職しても62000円の家賃を払いながら40万以上の借金を返済していくのは厳しいと思うよ。ましてまだ仕事も決まってないんだしさ。



で、この第一号の人はガタイもいいし、頭も回りそうだし、コミュニケーション能力もあるし、放っておいてもどうにでもなる人。そういう人が目ざとくこういう支援制度を見つけて、さっさと行動して、恩恵を受けられる。こういう自力でどうにでも出来る人が何人も来ているだろうに、19人しか就職できてないの?

就職支援ってなに?仕事してるの?やってることはコーチ屋そのものじゃん。

そしてそれを「成果」として誰になにを呼びかけるの?

ましてネットカフェ難民なんて、「そういうところに相談にいける人でさえ19人なのに・・・」とかなんとか、ネガティブな計算だけは早そうだし。



テレビで見る限り、いかにも給料の高そうな公務員が10人ほどいて、歌舞伎町の一等地に相談室を5つも6つも抱える事務所を構えて、いくらゼニ使ってるんだ?

その「成果」がコーチ屋か。そして石原慎太郎がこの公営コーチ屋をアリバイのように利用して得意げに自慢するのか。どうしようもねえ。