定額給付車を支給しろ

脱“クルマ離れ”へ ホンダが学生のお知恵拝借


学生のお知恵拝借−。大手自動車メーカー、ホンダ(東京都港区)の社員が明治大学商学部(同千代田区)の教壇に立ち、自動車の販売戦略などを考える講義「ものづくり戦略」が16日から開講する。世界的な自動車不況の中、「クルマ離れ」が指摘される若者の本音を探りたいホンダ側と、学生に社会体験をさせたい大学側の狙いが一致した。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090410/biz0904100101001-n1.htm


でもさー、そもそも若者にとってクルマの必要性は格段に低くなってるし、いわゆる「若者のクルマ離れ」については前にも書いたことがある。
http://d.hatena.ne.jp/RRD/20090118
そもそも必要なものさえ買えない経済事情でクルマなんか買えるかっつーの。
一方で、クルマの必要性が高い人たちだってクルマを買えてない現状があって、そっちを先になんとかすべきなんじゃねーの?


とにかく、今の函館の年寄りの乗ってるクルマはひどいよ。
融雪剤の影響もあるんだろうけど、サビまくり。天井やボンネットは塗装がはがれてきてる。バンパーにはこすった跡、下手すりゃどっかにぶつけてボコボコのまま走ってる車が異常に多い。車種で言うとミラとかアルトとかの軽自動車、普通自動車だとカローラとかマーチとか、スターレットとか、当然10年以上経ってるやつ。
静岡じゃ見たことのないレベルのボロ車がゴロゴロ走ってる。


じゃあ、函館はすっかりアメリカナイズドされていて、クルマを実用品として扱い飾らない文化なのか、っつーと決してそういうわけでもなくて、少なくとも高級車で錆びてたりボコボコになって走ってるクルマはないわけ。
明らかにゼニのない年寄りが、維持するのに一杯一杯の状態でクルマに乗ってるのよ、必要だから。


で、そうクルマってきちんと安全性は確保されてるのか?って話。

例えばこういうの。↑空気圧低すぎだろ。
もちろん古い車だと安全基準も違うだろうし、整備だって行き届いてないだろうし、保険だってちゃんと入ってんのかよ、と。どうせもうボコボコだしぶつけてもいいや、って適当な運転してるだろうしなー。


経済対策で環境対応車に減税するっつーけどさ、その減税分でまともな中古車くれてやれるんじゃねーの?


もっともホンダだってそんなことはお見通しだろうし、そもそも「若者の本音を探りたい」なんてのも嘘っぱちだしな。
本当に本音を探りたかったら「痛いニュース」でも見てろって感じだ。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1248161.html
受講生に数台車が売れれば儲けものっつー発想だろうし、嘘っぱちの用意する社会体験なんて意味があるのか?


その辺ふまえて受講生もガツンと言ってやれ、と書いて気付いた。
もちろんホンダの立場から講義をするわけだし、その意に沿わない学生は虐待するんだろうし、ホンダの望むレポートを提出させて、これが若者の意見です、ってことにしたいのか。
困った人たちだな。