選挙戦最終日

15:10からの青葉イベント広場で考えてみれば初めて原陽子の演説を聞いた。
見た目は初日の選挙ポスターから抜け出してきたような色白清楚美人はどこへやら、すっかり色黒デコ娘に戻っていた。
演説というものはある程度類型化できると思う。絶叫調、威圧調、説得調、哀願調、平静調、そのどれにも当らない不思議な演説だった。
もともと高音に、かすれたハスキーボイスが混じった2層構造の声。臆するところなく堂々と、リフレインではさらに力強く、謳いあげたという表現が最適だろうか。
演説内容は政治に若い声を、ということと地方分権の時代だからこそ地方政治に意義がある、という2点。
謡曲で言えばこの2点がAメロBメロで、サビで投票に行きましょう、私が原陽子候補者本人です、という構成。
観衆50人ほど、民主党の内輪が20人ほどで組織的な動員はなかったようだ。

19:30からの静岡駅南口では細野豪志の挨拶の後、連合静岡の石井の挨拶で細野を超える大喝采。こりゃあかんわ。観衆60人ほどのうち民主党の内輪20人、連合の内輪が20人といったところか。この内容も最悪で、「勤労者行政」の大切さを訴えていた。感覚が2時代前なんじゃないの?誰か指摘してやれ。
19:50から事務所前でマイク納め。最後に握手した時に、もう投票してきました、と伝えたら表情が崩れたように見えたのは幻想だったか?

まぁ実際、明日の結果は見るまでもないのだが、しかしあれだけ地方行政の大切さを訴えたんだから次の選挙はもちろん県議本選、3期務めて知事選かな?
せっかく住民票も移したんだし、静岡市でやって欲しいよ。