「待ち時間」がなくなる
いや、やっぱりP905i、すごいわ。
つーか、いつも22時ころ帰宅して、メシ食って、ネットやって、寝るまで3時間もない。
長文を読むとか、youtubeの動画を観るとか、そんなことを後回しにしておいてちょいとした空き時間に携帯を通じて片付けられるとなると、夜の時間に結構な余裕が出てくる。
恐らくこのレベルの携帯電話が普及すると日本から「待ち時間」という無駄な時間が消滅することになるだろう。
これから日本が経済破綻して物資不足で行列することが当たり前になっても、みんな携帯を見てて決して暴動なんか起こさないだろうね。
ところが、案外やることがないのよ。出来ることが少ない、っつーか。致命的なのは2メガバイト以上のファイルを開けない点。
2メガ以下のファイルなら待ち時間用に後回しにする必要もない、その場で処理出来ちゃうよ。
フルブラウザとか言ったところで、クリカプルマップをクリック出来ないし、思わぬところで制限されちゃう。
手かせ足かせをはめられて、出来ることでするべきことが思いつかない。
噂に聞く「することがない人」ってこんな感じなのか?「ネットで何をしたらいいのか分からない人」とか、その気持ちがはじめて分かったし、出会い系サイトにハマる人の理由も分かるような気がした。
結局、与えられなければ何も出来ない人がいて、SPAMメールで性欲という普遍の欲望が掻き立てられると、それが目的化してしまうんだろう。
この原理は生かせそうだ。性欲には理性のフィルターがかかるけど、理性が逆に後押しする欲望、例えば善意とか、そういったものが加わって目的化するとチェーンメールみたいのが発生する、と。