ウオッシュレット・水のシャワー

「日本人のトイレに対する執念は何なんだ?」日本のトイレ、海外サイトで大反響 
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1223558.html

トイレが壊れたので改装したのだが…
http://anond.hatelabo.jp/20090314161504

最近の日本のトイレはすごいよね、って話。
これに慣れちゃうと、日本でも古いトイレがある、それだけでダメ施設認定されちゃう。


でも中途半端に新しいトイレも対応に困ることがある。
ボタンがついてるから一生懸命に座りながら身をよじっておしり洗浄ボタンを探すんだけど、結局ウオッシュレットじゃなくて、単に暖かいだけの便座だったことが判明した瞬間とか。


ウオッシュレットの出回り始めの頃、よく知らずに洗浄ボタンを押して水浸しにしちゃうなんて話があったけど、そんなトイレを見たことがない。座ってないとシャワーは発射されないようになってるだろ。


で、昨日の話。
駿府ラソン出走前に混んでる駿府公園内のトイレを避けて、市民体育館2階のトイレを使った。
( http://d.hatena.ne.jp/RRD/20090315/p1 から続く)
便秘でさー、走ってる最中に暴発するのも嫌だからトイレだけにフン張ったわけだけど、不発。ガッカリして注意力が散漫になってたんだろう。


出なかったけど水は流しておこう、と思って立ち上がってボタンを押した瞬間、不穏なモーター音。
ふと見ると馴染みがあるはずなのに見慣れぬ棒が飛び出してきた。
え?と思った次の瞬間。
シュルルルルルーとすさまじい勢いで放水開始。
そこはそれ、スポーツ選手らしいすばやい身のこなしで左に避けたわけだが。


しかし、個室内にスコココココという壁に水が当たる音が響く。
これはやばい。2-3人だけど並んでる人もいる。この人たちはどう思ってるんだろう?もしや、俺が壁に向けて立小便をしてるとでも思ってたり?
それよりも、この水をどうしよう、まず止めなきゃ。
ここで左に避けたのを後悔する。ボタン類は右側だ。水を越えなきゃいけない。


冷静になってよくみると、ピロローと注射器から飛び出る水くらいの量。
すっかりインディ・ジョーンズが洞窟の中で襲われる洪水ぐらいの感覚だったもんなー。
止めるボタンを押して、トイレットペーパーでよく拭いて(その程度の量だ)、何事もなかったかのように退出した。


あれ、危険だよ、やっぱり。
でもなんかホラー映画の設定として使えそうだよな。ノズルから血がピシャーとかいって噴出してくるの。ああ、でも見えないから気がつかないのか。
いや、それも怖いな。立ち上がって流そうとしたら便器が血の海。
ぢか?と思った次の瞬間、ノズルが飛び出して鮮血を噴出!避けても追うように向きを変えてくる。逃げようにもドアが開かない!そして電気が消えると同時に、便器の血の池の中から・・・


やべー、想像したら二度とウオッシュレットを使えなくなった。


子供の頃にテレビ映画で「ゴースト・血のシャワー」を見て、シャワー恐怖症になったのを思い出した。
船で遭難したら不気味な無人船が現れて、乗り込んで船室でセックス、終わった後にシャワーを浴びたら血が噴出す!とか、今思うとただのトンデモ映画だけど、子供だましには十分すぎた。

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一昔前のジメジメしたトイレだったらトイレの花子さん的な怖さもあったんだろうけど。