平成21年静岡県清酒鑑評会

事実上、吟醸酒が2時間、無料で飲み放題という年に1度の知る人ぞ知るイベント。
じゃあ静岡中の酔っ払いが大挙して押し寄せるか、つーとそうでもなく、女性を中心に真剣にきき酒をする人が集まる。そりゃそうだ、世間は平日の正午だ。


知る人ぞ知る丸河屋の河原崎さんの後姿。
こうでもしないと話しかけられまくりなんだろう。
酒蔵や販売店、飲食店の人同士であちこちで商談にもなる。


順位とするとこんな感じ。右から順に評価が高い。出品は選に漏れた蔵も入れて吟醸酒24蔵、純米酒25蔵。
開運、国香、杉錦のあたりの評価が高いようだけど、この手のコンクールの審査基準は決して美味い不味いじゃない。


ちなみに純米酒吟醸酒の違いはこれ。ここでいう純米酒はただの純米酒ではなく純米吟醸酒

今年も純米酒オンリーで攻める。
開運は例年よりクセがなく軽い感じ?軽すぎて開運っぽくないような感じ。花の舞もその路線だけど、こっちは物足りなさを覚えたくらいだった。


その点、国香は一本筋が通ったようなすっきりした重さで満足。
あと印象に残ったところでは志太泉。甘酒っぽい香りがいい。甘めの酒が多い一方で若竹のキリっとした辛さが光ってた。

俺は今年も選には漏れてたけど、去年出会った白隠正宗が好み。今年も独特の派手な果実香が健在。好き好みがはっきり分かれそうな特徴のある酒。万人受けを基準にする審査では評価されにくそう。

2時間も経つと人も引けて、残った連中はなにかのグループとかで、おつまみ持ち出してグダグダの立食パーティー状態。