大道芸ワールドカップin静岡2日目

今日は静岡駅北口広場でポイントリーダー。
今年から出来た場所でどんなところだかもよく分からない。昨日下見に来たかったんだけど、その余裕がなかった。昨日はダブルポイントリーダーで、運営はベテランの相方任せだったけど、今日は一人ですべてやらなきゃいけない。
幸いにしてスタッフの一人が昨日も静岡駅北口広場を担当していたり、二人とも俺が指示するまでもなく理想的な仕事をしてくれたので本当に助かった。心から感謝。


昨日から助けられてばっかりだ。
音響さん、アーティストの方々にも昨日に引き続いてお世話になった。
。昨日も別の音響さんに助けられてるけど、今日もイベント経験を積んで来ている音響さんが、イベント全体を見渡して守ってくれているありがたみを思い知ることになった。特に今日は夕方から雨が降るトラブル対応になって、音響機器だけじゃなくてすべての機材の防水処置とか、音響さんがいなかったらと思うと恐ろしい。アーティストのサイン・写真撮影の案内とか、投げ銭の勢いに押されて俺がすっかり忘れてるところにツッコミ入れてもらったり、恩人です。ありがとうございます。
アーティストの皆さんにもよくしていただいて、言葉に尽くせない感謝をささげます。


PLE-MIX
http://www.pleasure-p.co.jp/plea_b/plemix.html
1日3回のパフォーマンスをすべてご覧になった県外からのお客様も何人もいらっしゃって、その後の「まろ」のパフォーマンスまで引き続いて素晴らしい雰囲気を作ってた。ここにも助けられてるなー。

3人揃ってる写真を撮ってる暇がなかった。
明るい芸風で、自然に楽しくなってくるような感じ。強風吹きまくり、クラブが風に流されまくり、やり直しがあったりで1回目に時間オーバーしてたのをずいぶん気にしてたけど、それを悪く思ってた人は誰もいないと思う。次にパフォーマンスする「まろ」さんもとりなしてたし。
静岡は時間に厳しい、という認識がアーティストに広まってるような感じを昨日も受けた。これは程度や事情の問題だと思うし、極端に時間にこだわってパフォーマンスに影響が出るようじゃ本末転倒。


そんなこともあって2回目3回目はウォーミングアップを兼ねた、5分以上早い流れスタートになっちゃって、置いてたカラーコーンの撤収し損ねたりしたことがあったものの、いい感じだったと思う。
3回目にポイントリーダーの管理をしてる運営室員が来てたので早めスタートの事情を説明したら、「最後だから大目に見ましょう」みたいなことを言われて、正直なところ一瞬カチンと来た。とはいえ少なくとも経緯と場の雰囲気の持つ力はその場に居続けないと分からないから、これは仕方がない。もちろん俺の気付かない他の事情もあるだろうし。


内容についても書くべきなんだろうけど、ぶっちゃけスタッフとしてやることが多くて、見てるにしてもお客様の反応を見てるほうが多くて、楽しむ余裕がなかった。
まあ、いいや、明日は客として見よう。


まろ
http://juug.info/
写真は大道芸ワールドカップin静岡公式ブログのほうがよく撮れてるので、そっちのほうで。客観的な記事もついてる。

近い未来にワールド部門にて世界中のアーティストと競うのもそれほど遠くないかもしれませんね!

http://www.daidogei.com/report09/index.php?e=39

うーん。ワールド部門が格上と言わんばかりの静岡主観の文章は客観的とは言わないなー。撤回。
それはさておき。


1回目、なんであんなことになっちゃったのか、前後関係を覚えてない。あれは完全にテンパってた時のテンションのなせる業。

今日のMVPは1回目、まろの代わりに芸をしてくれたポイントリーダーのお兄さん(笑)

http://maro-project.sblo.jp/article/33341917.html

はっきり覚えてるのは、まろさんが3つ渡してくれたジャグリングボールの重さ。砲丸のように重かった、感覚として、の話。
あと、その後の拍手喝さい。いいお客様ばかりで良かった!かといって特別ななにかをやったわけじゃない。最後に、言ったら笑われるようなことをしちゃったんだけど。
あの拍手喝さいの快感、これがアーティストの素晴らしいパフォーマンスを支えてるんだなー、ってのがリアルに実感できた。拍手をするのにゼニはかからないけど、確実にパフォーマンスを支える。だからみんな、ちょっとしたことでいいから拍手しようよ。

内容については、これもまた見てる余裕がなかったんだけど、まあいいや、明日は客として見よう。


3回目は途中から雨が降ってきた。
命掛けのパフォーマンス、というと大げさのように聞こえるけど、ああいう軸足に体重をかけての回転やダンスがどれだけのリスクを抱えていることか。滑って転んで、当たり所が悪ければ人間は簡単に死ねるし、心臓死に至らなくてもアーティストとしての死を宣告されるようなケガをするのはもっと簡単。
現に昨日、ソルソラのパフォーマンスで事故がおきてる。危ないことをやってる安全な演技に見えて、本当にやばい、どうしたら一人でも多くの人に伝わるんだろうか?

それでもお客様がいたらパフォーマンスをするという。この時点で俺、ぶっちゃけ半分涙目だったんだけど。でも俺だけじゃなくて完全泣いてた(ように見えた)お客様もいた。


雨降って傘をさしても誰の迷惑にもならないような数の観衆の前で演じられるパフォーマンス、俺がただ念じてたのはなにも起こらないこと。ジャンプしての着地、回転。動きの一つ一つに心臓が止まる思いがした。一応役割だからお客様のほうも見てたけど、誰も身動きしないのね。拍手すら出来ない。いやまあ、傘をさしてたせいもあるけど。


それまで終演直後にみられたように雰囲気を察して立ち去るような方もなく、(見落としがなければ)全員が投げ銭する場面ってのは初めて見たことになると思う。


この雨のおかげでナイトパフォーマンスはすべて中止。楽しみにしてた方にとっては残念な雨だけど、俺にとっては救いの雨。この2日間、いろんなことがありすぎて消化しきれない。あのままぶっつけ本番でナイトパフォーマンスのポイントリーダー(直前まで誰の担当なのか、スタッフにも知らされない)とか、どうなってたことやら。
まあテンパったらテンパったで、またでんぐり返しとかしちゃうけど、って、ああ、今朝しちゃったことを言っちゃったよ。