法廷内を撮影してきた

12月9日から運用が始まった静岡地裁の新庁舎、見学会があって写真撮影が出来るというので大喜びで参加した。

主に民事の和解交渉なんかで使われるラウンドテーブル法廷。対決じゃなくて話し合いの場として演出されている。

遠隔地とテレビ会議出来るようにビデオカメラ付きの大型ディスプレイも完備。

医療過誤訴訟用にレントゲン写真を差して光をあてる機械も用意されてる。これが導入されるまでは、窓に貼りつけて日光に当てて見てたという。

裁判官が座る席には緊急呼び出し用のボタンも。


こちらは民事の小さい法廷。

刑事の小さい法廷(206号法廷)もこれに準じた形で、他に被告人用のソファーがある。

書記官席にあるレコーダー。

裁判長席からの眺め。

裁判員裁判用の法廷。

普段は使われない201号法廷。普段使われてる202号法廷と傍聴席の椅子の色が違うので雰囲気もかなり違う。202号法廷は被告人席の長ソファーと同じ薄緑色。
法壇に向かって右側が弁護人席、右側のドアから勾留中の被告人が出入する。左側が検察官席。

証言台から法壇を見上げる。旧法廷に比べて法壇はやや低い。ちなみに手前のディスプレイにはペンが用意されてて画面に書き込みが出来る。

いろんな機械が隠されている。裁判員裁判では証言の様子はDVDに録画され、文字を入力して検索するとその証言の場面が瞬時に再生されるという。すげー。

検察官席からの眺め。
緑の長ソファーが被告人席。座ってみたら背もたれが低いから、座り心地が良くない。