せどり旅・冬至の横浜西部シリーズ・中日

町田の万葉の湯を9時に出て途中のミニストップで食いたくもないフィッシュアンドチップで時間つぶし、ブックオフ緑暑前店を皮きりに中山駅前のオールドジャンプ。このコースはいつも朝早いので開店の遅いこの店とは縁がない。遊BOOKS、天尚堂でフランス書院文庫の古いところを手にする。
この先、鴨居までが大渋滞、カブでもすり抜けが出来ずのろのろと。
鴨居のふるほん村はマドンナメイト文庫の古いところを大量に拾ったいい思い出があるが、今回はアダルトは即死状態。ブックフレンドは11時過ぎで開店前だったが入れてもらった。シュベール文庫の奴隷牧場を初めとする千草忠夫原作作品は買っていいもんだろうか?迷ったが入れてもらった恩もあって2500円分購入。ノートに売上を書き込んでいるのを覗きこんだところ、昨日の1日の売上は2340円だった模様。開店前に前日の売上以上の買物をするバカ。鴨居のブックオフは眺めただけ。
横浜駅前を通って菊名のMINOBUに着いたのが12時前。もしかしたら12時開店かも、と数分待つが開店する気配なし。菊名駅前の尚古堂はごく普通の駅前店。駅をくぐってブックベース。坂道の途中で駐めるのに苦労する。12時に開店したばかりで店内は意外に広い。アイドル雑誌みたいのが多かったが掘り出し物はなく。
ここから先、地図を見て道に迷う。ロータリー状のものがあるはずだが…。道が細く高低差があっていらいらする。地図を放棄して適当に走ると綱島街道に出た。
妙蓮寺駅前はカブでなければ入りにくい道。普賢堂は15時開店のため閉まっていた。
綱島街道に戻ってどこか適当に右に曲がるつもりが、大きな道もなく後ろからせっつかれたこともあって国1まで出てしまった。
西神奈川交差点にミッキーがある。ここってこんな立地で広くて古本で家賃が払えるのかねぇ?モノは悪くないが買うものなし。
ちょっと足を伸ばして国1沿いのバックナンバー。この店は俺のことを知らないが、間接的にこの店のことは前から知ってる。こんな店だったのか…。なんでもありそうでなんにもなかった。
もうちょっと足を伸ばしてひだ文庫。結構古い作りの狭くてモノが詰まった店。店主の食ってた弁当の匂いが印象的。
ちょっと戻ってJR線方向に松島書店があるらしいのだが見当たらず。菊屋という料亭の隣で取り壊し工事をしていたがここか?
西神奈川に戻って白楽へ。閉まらないうちに福耳でラーメン。
六角橋商店街は人通りが多い。地図では北向き一方通行になっているのだが、現場ではそうではないらしい、むしろホコテンのような。
ブックスオオクラは見当たらず。鉄塔書院で結城彩雨のレアなところをセットで頂く。状態が悪いのでこの値段です、買取の時に下がりますけど、と店主。常連がこの店で買ってこの店に売るんだろうな。正統派のいい店だ。福引の券をもらう。足りなければ酒屋で酒でも買って、と思ったら1回引ける分までオマケしてもらった。つったってこんなもの、当たるもんじゃない。ティッシュか飴でも貰って、と思って1回回したらピンク玉。カランコロンカランと鐘の音。1回で当てるなんて!と言われてみると2等賞、現金つかみ取り!これってあれだろ、指の間にお札をいかに挟むかが肝心だろ?と思って用意されたのがどう見ても95%が10円玉の箱。ちらほらと銀色の硬貨も見える。実際つかんでみても手を突っ込む穴が小さいので握ったゲンコツを出せない。上手く出来てる。ちょっとムカついたのでイキではないと思いつつ、銀色の硬貨を自然な雰囲気を装いつつより分けて握って持ち出す。1890円なり。これでも最高額だとか。これなら大日本プロレスのチケットやWAHAHA本舗の梅ちゃんこと梅垣義明ポカスカジャンが前座に出る演歌歌手のコンサートの方がよっぽど価値がある。けどそれじゃわざわざ横浜まで来なきゃいけないんだよな。
商店街の起点の通りを渡ってケンタッキーを右に入ると小山書店。オールドスタイルの小型店で社会学、特に労働運動や左翼理論書に厚い。
戻って高石書店は改築中で仮住まい。目だったものはないが古書展の準備をしていたようで店に出さないものでいろいろありそうな気配。
国1から環状1号。 浅岡橋交差点に尚古堂 、普通の小型店。文庫写真集に悩むところが多かったが手を出さず、スポーツセンター交差点にスマイルブック、アダルトにやや厚いがなにもなし。
洪福寺交差点を越えるとぽんぽん船。アダルトに厚い。ポイントカードを忘れたことに気付く。モスバーガー手前の交差点を北上するとアップルブック、隣のスナックのカラオケが筒抜け。駅入口交差点北上のサンワブックスはコミックのみ。
西横浜駅を南下して藤棚町交差点を東に。一心堂は2階の事務所兼店舗。芥川の地獄変初版が30万で置いてあるような店。
西横浜駅南のローソン横、北欧館。広くて明るいが新刊書店との兼業の模様。
16号線を一気に町田方面へ。
和田町のセカンドハンズ。メディアリサイクル店。アダルトはそこそこいいものがある。UBOOKS、ヤナギダ文庫はともに見当たらず。
上星川駅のサンワブックは例のサンワブック。麒麟堂は見当たらず。
西谷駅のブックアイランドは地下ながらトレカから一般書までなんでもあり。16号沿いの文誠堂書店は見当たらず。その先にセカンドハンズ。
とっくに日が暮れて寒くて仕方がない。鶴ケ峰や二俣川に古本屋があるのは分かっているが、それはまた次の機会。今は鶴ケ峰の支那そばやで暖まってとっとと万葉の湯に帰りたい。と思ってたら鶴ケ峰の支那そばやが定休日。ヤケクソで16号線を突っ走ると中原街道との交差。くわんくわんまで行ってみる。
やっとこ暖まって万葉の湯へ。